２００９年１１月３０日の３大市場

アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国財務庁のアブドルラハマン・サレハ長官は３０日、
ドバイ政府が持ち株会社ドバイ・ワールドの債務を保証しない方針を明らかにした。
長官は「債権者は融資の実行を決定した責任の一部を果たす必要がある」
「債権者はドバイ・ワールドが政府の一部と考えているが、それは正しくない」と語りました。
ドバイ株式市場は７．３％下落しました。
アブダビ株式市場は８．３％下落しました。


インド政府が３０日発表した７～９月期のインド国内総生産（ＧＤＰ）伸び率は前年比７．９％で、
予想中央値の６．３％を大きく上回りました。
政府による景気刺激策が需要を押し上げ、製造業の生産活動が大きく伸び、
７～９月期は製造業セクターが前年比９．２％成長の一方、農業セクターの成長率は０．９％でした。
インド中銀は２００９年度のＧＤＰ伸び率について、少なくとも６％と予測しています。
国内のインフレ率が上昇する中、今回のＧＤＰ統計を受け、インド準備銀行（中銀）の利上げへの
圧力は高まるとみられています。
ＢＲＩＣｓの中でのリーマンショック後の利上げの一番手になれるでしょうか。

米シカゴ地区購買部協会がまとめた１１月の景気指数は５６．１（予想５３．７９と前月の５４．２から
上昇し、前年８月以来の高水準となりました。新規受注の伸びが寄与しました。
５０が経済活動の拡大・縮小の分岐点。
新規受注は６２．８と前月の６１．４から上昇し、２００７年５月以来の高水準でした。
半面、生産は５７．６と、前月の６３．９から低下しました。
雇用は４１．９と前月の３８．３から改善し、前年９月以来の高水準でした。　
支払価格も前月の４８．６から５２．６に上昇しました。



２００９年１１月３０日のアメリカ市場は、

ダウは３４ドル９２セント高の１０３４４ドル８４セントと反発しました。
ナスダックは＋６．１６の２１４４６０．４４で終了しています。
Ｓ＆Ｐ５００は１０９５．６３（＋８．３６）で終了しています。

シカゴ日経平均先物は９２３５円で終了しています。

原油価格は７７ドル２８セント（＋１ドル２３セント）で終了しました。

金価格は１１８２ドル３０セント（＋６ドル８０セント）で終了しました。


１１月３０日の上海総合指数は＋９９．０４の３１９５．３０と大幅反発しました。
上海Ｂ　　２４８．１４９　＋　９．９７４
深センＢ　６１３．０９２　＋２４．３８９　

１１月３０日の香港市場は大幅反発しました。
香港ハンセン　２１８２１．５０　＋６８７．００　　　　
Ｈ　　　　　株　 １２９８０．３３　＋５０８．２０　
レッドチップ　　　４０１４．７９　＋　８５．１８　　


１１月３０日（月）の日本市場は大幅上昇しました。（お化粧買い?）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日経平均　　９３４５円５５銭　２６４円０３銭高　　
ＴＯＰＩＸ　　　　　８３９．９４　　＋２８．９３　　　　　　　　　　　　　　　　
東証２部　　　１９８７．０４　　＋２４．８５　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジャスダック　１１２３．４５　　＋　９．２６　　　　　　　　　　　　　　　
マザーズ　　　　３８７．１９　　＋１１．１０　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヘラクレス　　　 ５１２．６５　　＋　７．４６

本日の日本市場は軟調を予想します。
もし上昇すれば２００日線を奪回し、市場筋の一部がささやいている緩やかな上昇復帰に
なりますが、現在好調の売り方がそれを許すとは思えません。