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今週の展望(2017年9月第4週) [株]

      2017年9月15日 2017年9月8日 2016年12月30日      
          
日経平均  19909円50銭  19274円82銭  19114円37銭 
TOPIX  1638.94    1593.54    1518.61    
東証2部   6644.03    6515.28    5229.90    
ジャスダック 3497.15    3375.35    2739.25   
マザーズ   1047.20    1013.86     942.68     

先週(9月第3週)は不安要因だった北朝鮮の建国記念日を大過なく過ごしたことから
安心感が広がり、円安や米株の史上最高値更新などの好材料も重なって買戻しを中心に
大きく値上がりしました。
日経平均は週間で634円68銭高、他の指数もすべて下落しました。
金曜日の立ち合い前(午前7時ころ)北朝鮮のミサイル発射がありましたが、
小安い水準で始まったもののすぐに切り返すなど良いか悪いかの議論はあるものの
北朝鮮リスクに慣れと耐性がついてきたのかもしれません。
今週は日本市場は月曜日が休場(敬老の日)、20000円の節目接近、
19日から20日にかけて米FOMCもあり上値を積極的に追うのは難しく
まずは模様眺めから始まり、FOMCを見極めたいところでしょう。

ダウの史上最高値更新と呼応するように日経平均が20000円を突破したことで
市場の雰囲気、特に投資家のメンタルは変化しました。
20000円突破、新高値更新でイケイケの強気と目標達成感で売りの二極化です。
大きな節目抜けで青天井相場スタートとする考え方と日経平均20000円の水準で
買って上値がいくらまであるか、あるいは一時的に20000円を超えても誤差範囲と
考えれば利食い売りのチャンスという考えです。
均衡していた両者の力関係はネガティブ要因で下方向へ働き、リバウンド局面が
あった後再び下落局面でしたが、上記の通り20000円に再接近してきました。
投資家心理は利食い売りが優勢になりそうなので慎重な対処が望まれます。
日本株は個別株勝負しかないというのが私見ですが、リバウンドに乗り損ねた人は
慌てて買い参入するのではなく、休むも相場がいいでしょう。
米株と為替の値動きに一喜一憂する展開は考えられます。

Brexitの時や米大統領選でもそうでしたが、多くの予想と逆の結果が出るは
今年の大発会も含め依然健在です。
イギリス選挙でも当初の保守党が過半数獲得との大勢は外れました。
株価の回復でBrexitは解決した感がありますが、
この問題はEU圏のリスクファクターとしてたびたび蒸し返される可能性は大です。
ブラックスワンは考えたくありませんが、それを危惧する人は売るでしょう。

今までは流れが出てから動こうとする人が多く、20000円突破で
その流れが上方向へ出たと感じた投資家もいましたが、その後の値動きを見て
20000円近辺の膠着から下抜けで弱気転換と感じた人が増えてきました。
相場はメンタルによって形成されるといわれるゆえんです。
株価の軟調を目の当たりにして下がったら買いたいから様子見と
メンタルに影響が出ている投資家もいるでしょう。

外国人が発表された直近では7週連続売り越しになっています。
ロシアゲートのように何らかのきっかけで市場参加者が一斉に売ってくる
可能性はあります。
北朝鮮の地政学リスクやトランプ大統領不安も依然として存在しますし、
むしろこれらは9月が本番ともいえます。
市場参加者の大勢は利食い売りのタイミング探しです。
もちろん市場には多種多様な参加者がいますのでいろいろな考え方の投資家がいます。
大型株は為替相場と連動していますので、円高局面では強気になりにくいでしょう。

相場格言にあるように
もうはまだなり(もう上がらないと思っていてもまだ上がる)
まだはもうなり(まだ上がると思っていたらもう上がらない)
といずれとも取れますが、
感性(またはトレンド)重視の人は見送り、理論重視の人は慎重と別れそうですが
短期的には20000円接近で、方向性を見極めたいところです。

終了した2017年3月期は増益でしたが、2018年3月期予想は慎重な見込みの
企業が少なくないようです。
これから先の見直しが株価に影響を与えるでしょう。
企業業績予想で動くでしょうし、地政学リスクと為替をにらみながらの動きに
なるでしょう。
株価の方向性がでることが最大の売買要因(特にトレンド重視派)になりえますので、
方向性が出たと考えればその方向に思わぬ大きな値動きになることは
考えておくべきでしょう。

日本株が下がったり、上がらない最大要因は外国人売りです。
ここ(外国人売り)が継続的買いに転換したときは期待が持たれます。
円安転換、外国人買い越しは明らかな強気要因です。
これらが続くかどうかが、これからの方向性を決めますが、
外国人は週間ベースでは最近7週間連続売り越しです。

現在は短期的には気迷い、中長期的には慎重な位置にあります。
これからの方向性は地政学リスクの変化が目先の最注目で、続いて為替、
それらが落ち着けば日米金融政策や企業業績の予想と現実のギャップに対する
市場の反応で決まるでしょう。

日本株全体が上げるには、外国人買いが継続する必要があります。
外国人が継続的な買い越しになるかが、上昇トレンド継続のカギを握っています。
ただドルベースでみると
2016年12月30日のドルベースは163ドル20セント
(日経平均19883円90銭・円ドル117円12銭)
2017年9月15日時点
179ドル81セント(日経平均19909円50銭・円ドル110円72銭)
と値上がりしています。(利食い売りできる)
ちなみに2015年12月30日は
158ドル06セント(日経平均19033円71銭・円ドル120円42銭)

日本企業は慎重な見通しを出し、のちに上方修正をする事が多いですが
想定為替レートも慎重な企業が多く2018年3月期もこのパターンになりそうで、
全体の株価には好材料になりにくいかもしれません。
2018年3月期の第1四半期の決算発表では慎重な日本企業は通期、
あるいは中間期(第2四半期)の上方修正は多数派ではありませんが、
全体的には堅調といってよいでしょう。
しかし、日本株全体が強気になるのは困難で、個別材料にとどまりそうです。
業績面は個別株によってまちまちの影響を与えるでしょう。
ただ、株価は先読みで織り込んでいますので市場予想以上か以下かに加えて
それまでの株価の値動きによってさまざまに上下動します。
業績が予想以上に良くてもそれを織り込んで株価が大幅上昇していれば好材料出尽くし、
業績が予想以上に悪くてもそれを織り込んで株価が大幅下落していれば悪材料出尽くし
という場面もありえます。

投資家全体で見ればいつ利食い売りを出すかと考えている人が大勢ですが、
今回の上げに乗り遅れた(特に国内勢)人も多く、安くなれば買いたい人もいます。
上記にもあるように強気筋の中に20000円以降の上値の重さを気にしている
投資家が増えました。
外国人売買の動向が、株価指数の行方に大きな影響を与えます。

株価が上昇するほど投資家のセンチメントが良くなり、強気が増えるので、
思わぬ上げ幅になる可能性もありますが、投資家心理は揺り動かされるので
投資方針が一層大切になります。

個別株の中には振れ幅が大きいものもあり、過剰なレバレッジや信用取引を
行った方は想定外の価格変動による思わぬ結果をもたらされる可能性があります。
特に新興市場のバイオ関連株やネット関連株、ゲーム関連株の値動きは
IPOとともに個人投資家の参戦で大きくなっています。

もはや株高は国策と言ったらオーバーでしょうが、預金はゼロ金利、国債さえも
買いづらくなった今、資産運用をするとすれば株式か外貨が選択肢になるでしょう。
ただ、休むも相場との投資格言をかみしめることも必要な時期はあります。
今がその時期といえるのかもしれません。



     日経平均年初来高値       日経平均年初来安値

終値  20230円41銭         18335円63銭
     (2017年 6月20日)    (2017年 4月14日)

ザラバ 20318円11銭         18224円68銭
     (2017年 6月20日)    (2017年 4月17日)



2016年~2017年3月日経平均高値 2016年~2017年3月日経平均安値

終値  19633円75銭          14952円02銭
     (2017年 3月13日)     (2016年6月24日)

ザラバ 19668円01銭          14864円01銭
     (2017年 3月 2日)     (2016年6月24日)



     日経平均2016年高値         日経平均2016年安値

終値  19494円53銭(12月20日) 14952円02銭( 6月24日)

ザラバ 19592円90銭(12月21日) 14864円01銭( 6月24日)



日経平均2015年~2016年3月高値 日経平均2015年~2016年3月安値

終値  20868円03銭         14952円61銭    
   (2015年 6月24日)     (2016年 2月12日)

ザラバ 20952円71銭         14865円77銭
   (2015年 6月24日)     (2016年 2月12日)



日経平均2014年~2015年3月高値  日経平均2014年~2015年3月安値

終値  19754円36銭        13910円16銭     
   (2015年 3月23日)    (2014年 4月14日)

ザラバ 19778円60銭        13885円11銭
   (2015年 3月23日)    (2014年 4月11日)


     日経平均2013年の高値        日経平均2013年の安値

終値  16291円31銭(12月30日) 10486円99銭( 1月23日)      
ザラバ 16320円22銭(12月30日) 10398円61銭( 1月 9日)



2017年9月15日時点での各移動平均線(円未満切り捨て)

  5日移動平均線(上昇中) 19781円  
 25日移動平均線(上昇中) 19547円
  75日移動平均線(上昇中) 19868円


現在は世界景気回復と株高への期待があり、投資家心理は改善しています。
企業業績はまだら模様で銘柄間の格差は大きくなっています。
輸出株中心に円高に反転すれば業績下方修正もあります。
原油価格はOPECの8年ぶりの減産合意のニュースで上昇していましたが、
現在は40~50ドルのボックスでしょうか。
原油安が産油国の歳入欠陥を招き海外資産売却の可能性には注意ですが、
日本独自ならばエネルギー輸入大国の日本にはプラス要因です。
(ただしエネルギー価格低下での物価安は日本の目標のインフレ示現にはマイナス要因)

現在では日本株は需給(特に外国人売買)、原油価格、為替相場、
業績動向(特に個別株)が注目要因で、地政学リスクが相場のかく乱要因です。
米経済の動向と政策が一段と大切になりました。
トランプ大統領は警戒要因でしょう。


2016年
1月は大発会から6日続落で大幅安と最悪のスタートのうえ、
昨年来安値を更新しました。
2月も昨年来安値を再び更新するなど下落の展開が続いていました。
3月は堅調に始まり、戻りを見せました。
4月は初日から大幅安で始まり、軟調でしたが、急速に切りかえして
プラスに転じていましたが、最終日に日銀の追加緩和見送りでひっくり返されました。
5月は下げて始まりましたが、プラスに転じました。
6月は大幅安でした。
7月は戻して始まり、ボックス下限の15000円に再び近づきましたが、
その後は反発して、大幅上昇で終了しました。
8月は軟調にスタートし、切り返して値動きが小さくなった後、イエレン講演後は
高くなりました。
9月は模様眺めの中で軟調で、盛り返す場面もありましたが、月間では下げました。
10月は堅調でした。
11月はトランプ(クリントン)ショックで始まりましたが上げて、
年初来高値をうかがう勢いでした。
12月は1月の年初来高値を更新し、さらに上昇しました。

2017年
1月は大発会から大幅高で昨年来高値を更新しましたが、伸び悩んでいます。
2月はさえないスタートで、切り返しましたが、上値が重くなっています。
3月は上昇して、昨年来高値を更新していますが、その後は一服状態で、
月間では日経平均は小幅安になりました。
4月は年初来安値を更新しましたが、月間ではプラスになりました。
5月は堅調に始まり、年初来高値を更新しましたが、その後は一服です。
6月は早々に年初来高値更新、1年6か月ぶりの20000円回復です。
7月は小型株中心で日経平均は方向感が出ませんでした。
8月はもみ合いから下抜けしました。
9月は地政学リスクで下げた後、戻りを見せています。

どうしても直近の値動きの印象が強く、それに左右されるのがメンタルです。
リスクオン、リスクオフは投資主体のメンタルによる場合がかなりあります。

企業業績をはじめ、数々の分析がなされるでしょうが、
上がるから買う・買うから上がるの展開の原動力は人の恐怖と欲とのバランスの上に
立脚しているだけで、理論的分析が通用しない相場形成がなされます。
従って下がるから売る・売るから下がるの展開になった時も同様の可能性があります。

安値買いの人で昨年と今年の新高値の過程で利食い売りを出したかたは
現金ポジションが高くなっている方もおられるでしょうし、今回の下げで買えた人は
楽しみになってきたかもしれません。
短期の人は個別株投資(投機)か様子見でしょう。
指数の空売りは日銀買いがあることを考えれば躊躇せざるを得ません。
典型的なバイ&ホールドの人は何もせずにホールドか利益確定でしょうが、
さらなるホールドか利食い売りかは投資方針次第と言えます。

投資家の行動は心理に左右されます。
株は安くなったら買い、高くなったら売ればいいと言いますが、
高いか安いかの基準はなんでしょう。
明確な基準があればそれに従って売買していることでしょう。
多くの投資家は理論ではなく、高くなりそう・安くなりそうという思い込み(感情)で
売買します。
もちろん自由ですが、安くなったら買い、高くなったら売りという基準をもって
売買していないことは明確です。

現在はトレンドフォローが主流です(もちろん一つの有力な手法です)が、
これはある程度上がったら買い、ある程度下がったら売りという手法で、
安いところを買い、高いところを売る事とは違う方法です。
トレンドフォロワーならばここは様子見か打診買いでしょう。
彼らが様子見を続ける限り薄商いになりそうなので売買高、売買代金が
増加するかに注目です。

外国からのニュースや要人の発言に一喜一憂させられる可能性は依然あります。
トランプ大統領の発言や政策には振り回されることになるでしょう。
相場変動の原動力の4大要因(外国人売買と原油価格と為替と企業業績)には注目です。
地政学リスク関連ニュースからは特に目が離せません。
北朝鮮リスクに市場は慣れつつありますが、日本に最も近いリスクであることを
忘れてはいけません。

個別ではボラティリティが大きいものもあり、1日の間に乱高下もあり得ますので、
デイトレーダーにはチャンスが大きい反面、ピンチを招くこともあるでしょう。
売り方、買い方、どちらにもチャンスがあるように見えます。
短期は個別株勝負か見送りでしょう。
日銀買いがあるので指数の空売りは危険性は高いといえます。
中長期の投資家は利食い売りの誘惑との闘いでしょうか。

長期は利食いと持続のはざまで揺れ動くでしょう。
超長期(2年以上)でも利益確定を考えてもよい局面です。
下げが騙しの格好になった(26週線を割り込んだが、回復した)うえ
20000円突破、年初来高値更新があったので保有できた人は持続でしたが、
再び26週線を割り込んだものの再び回復したので決断の時期が続きます。
どこで利食いするか、持続するかなどの投資方針が大切になります。

米景気は回復途上にありますので、米株高は支援要因です。
当面は米株と原油と為替の行方が関心のまとで、海外からのニュースから
目が離せません。
日本株は外国人の売買動向と、売買高や売買代金が増加するかが注目です。
個別株勝負は現時点での主流でしょうが、レバをかけた指数売買もありです。
と言うより現在指数売買は非常に活発です。(代表は1570)
インデックス投資家は淡々と買い続けるでしょう。

最大のキーポイントは、自分自身の欲と恐怖の葛藤の中での折り合いをつける
自分自身との戦いです。

と同時に投資スタイルを確立できているか、それに応じた売買を冷静に行えるかを
試される期間が続きそうです。


もちろん投資は自己責任でお願いします。



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サンフランシスコ人

「バイオ関連株やネット関連株、ゲーム関連株の値動きは......」

今週、ゲーム見本市の東京ゲームショウがあります......ここ(サンフランシスコ)でも、VentureBeat(サンフランシスコの雑誌)の読者は東京ゲームショウに注目.....

http://venturebeat.com
by サンフランシスコ人 (2017-09-17 06:13) 

renbajinharuhi

ゲームの人気キャラクターも日本生まれのものが結構ありますね。
情報をありがとうございます。
by renbajinharuhi (2017-09-17 19:23) 

wine

新たな「高齢社会対策大綱」の策定に向けて、内閣府の検討会は報告書の骨子案を取りまとめ、意欲のある高齢者が働き続けられる環境を整備するため、公的年金の受給開始年齢を70歳以上も選択できるよう制度の見直しの検討を求めています。
(物は言いよう)
 そして加入期間は短くても出るようにして外国人ももらえるように?おかしいでしょう!(いくらあとずさりさせても悪くなるでしょう。)実際、志那、韓国の連中が巣くっています。
(双方保障にとても低い国ですから)
 我が国は財政をどうのといいながら敵国人を養わせているわけです。(TT)

さて資料読み読み!

(^^)
 
by wine (2017-09-18 08:00) 

wine

メール送りました。(^^)
前からメールで書いている通り、私も日本株が専門ならそうします。
 ただ面白い状況になっています。
さすが、為替ヘッジのうまい会社がコアなだけあると思います。
円建てで118円の頃ぷらす5%くらい?と同じ円建て資産価格を維持しています。(海外運用はその会社のヘッジのうまさが大事と痛感しています。その会社の現地通貨売り上げの変化も大事。)
無論配当は別です。ドル安でドライブがかかりますから。
理想的です。4半期ごとの増配で配当もヘッジされています。
個人的には踏み込みが少し甘かったようにも思えます。
(まあヘタレだから(TT))

(^^)
 

by wine (2017-09-18 09:01) 

renbajinharuhi

こんにちは、wineさん。
メールをありがとうございます。

こちらは台風一過で、真夏の暑さが戻っていていますが、相場は熱くはならないでしょう。
衆議院選が10月22日と記事になっていましたが、この時期の選挙とは国民のためとは思えません。(TT)

(^^)
by renbajinharuhi (2017-09-18 12:46) 

wine

何か京の外では戦乱があるのに、宮廷では公家の席次争いがあった歴史を思い出します。
 所詮仮面が変わっただけで大きくは変わりません。
 時間がたつとすぐに公家様になります。日本人の本質は公家だと思います。すぐに責任分散の合議制。そしてまとまらない。進まない。そして現実乖離が始ます。企業も必要分以外は社内政治真っ盛り!(一般企業も時間がたつとこの通り。無論新しい所は別です。)
 終いには自分のいた会社を売り渡すトップもいます。(東芝)
 
 しかも心臓(銀行)は新しい細胞を見定めた血液が流せない状態です。
 確かに隣の国のメンツ問題の余波でよくなる時期もあるかもしれませんが新陳代謝が出来なければ先は見えています。

 しかも国民の資金は法の穴から仮想敵国に流れています。
(売国奴天国)

それでスパイ防止法もない?

 制度の改悪をどこかで変更しないと時間はかかるかもしれませんが先細りが見えてきます。(となるとやはりドル、ユーロ資産?)

 

 
by wine (2017-09-18 14:39) 

renbajinharuhi

対外資産世界一、株価は割安(PERで)も成長戦略がなく、ただ現金を積み上げていくだけでは買収して解散くらいしか使い道がないのかもしれません。
しかもそのようなことを許せば日本人の雇用を奪い、反感を買うだけでなく、長期的には国力の低下につながります。
もちろん日本企業の買収すら海外からは簡単ではありません。

そう海外投資家が考えていれば外国人買いは入らず、日経平均が20000円を超えて上昇していくシナリオは考えにくいでしょう。
あとは上がるから買う、買うから上がるのバブルシナリオしかありません。(><)
by renbajinharuhi (2017-09-18 19:25) 

wine

ただアジアイベントが数年は多いので日本は余波は考えられます。
(^^)
そして仮面が争っている間に、官僚制社会主義国日本では、上場企業3675社ある訳ですが、財務省下部機関である日銀がいわゆる「大株主」(多い方から10位以内の株主)になっている企業はなんとついに833社なっています!(笑)しかも官僚は超大国米国の3割増しの給与に3倍の人数。(総支給額の平均値。議員も入ります。)そして野党も枝葉の話が多くなかなか進まない。そして経費が消費されていく。陰では公務員給与は民間より上昇していく。

 

by wine (2017-09-18 21:21) 

renbajinharuhi

ルールを作る側は自分たちに有利にするのは古今東西日常のようですが、行き過ぎると反乱(民主的か暴力的かの違いはありますが)が起きるのも今までの歴史です。
ただ、国会議員や公務員がやっていることで自分たちができることがあれば真似をすることも一考の余地はあるかもしれません。
日本株式会社(上場企業)を国有化するならば、ゼロ金利の預金の一部でも真似をすることを考えてみてもいいでしょう。
by renbajinharuhi (2017-09-18 23:05) 

wine

私もそれはアリかな?
と思っています。
(成長性という点では上は限られているけど下も国家というネットがあり同じ。配当狙いで)
 外国人なら危ないと売るでしょうが国家は売らなくてもOK出し逃げることはしないと思います。
(いい所を狙うのは基本です。あまりにひどいとその会社のみの売却はあり得ます)。
 無論ドル円では資産購買力は変化しますが。通貨へッジの実を気に掛ける必要はありますね。

by wine (2017-09-19 04:59) 

renbajinharuhi

日本が破綻した国家と同じように破綻するならばルール製作者と同じことをするのは愚策ですが、当面(少なくとも現在生きている方々が寿命のあるうちは)その心配はないでしょう。
あとは資産のすべてを日本株と円で保有するのではなく、国際分散投資をすれば普通の人の備えとしてはまずまずではないでしょうか。
もちろんそれ以上を考えられればなお良いでしょう。
by renbajinharuhi (2017-09-19 08:52) 

サンフランシスコ人

「現在は世界景気回復と株高への期待があり、投資家心理は改善しています.....」

現在、米国投資家はAI半導体の株高への期待...

http://www.cnbc.com/video/2017/09/19/chip-start-ups-were-almost-toxic-before-the-a-i-boom.html

Chip start-ups were 'almost toxic' before the A.I. boom
1 Hour Ago

Artificial intelligence is like a "nitro booster for these next-gen silicon companies."

by サンフランシスコ人 (2017-09-20 07:43) 

renbajinharuhi

利上げが景気を冷やさなれば、株高が続きそうです。
情報をありがとうございます。
by renbajinharuhi (2017-09-20 09:02) 

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