今週の展望

本日と明日に日銀の金融政策決定会合が行われ、政策金利の０～０．１％が
継続される見込みです。

本日より大証でＪ－ＧＡＴＥが稼働し、デリバティブ取引約定が０．００５秒に高速化され、
世界水準に並ぶとともに１１：００～１２：３０の昼休みが廃止されます。
（現物は今まで通り昼休みがあります）



　　　　　　２０１１年２月１０日　２０１１年２月４日　２０１１年１月２８日　２０１０年１２月３０日　　 　　
　　　　　　　　　　
日経平均　 １０６０５円６５銭　　１０５４３円５２銭　　１０３６０円３４銭　　１０２２８円９２銭
ＴＯＰＩＸ　　　　　９４６．６３　　　　　　９３５．３６　　　　　　９１６．６９　　　　　　８９８．８０
東証２部　　　２３６７．９１　　　　　２３２６．７９　　　　　２３０４．１０　　　　　２２０７．７９　　
ジャスダック　１３２５．２６　　　　　１３１８．８３　　　　　１３０７．６６　　　　　１２５５．０４　　
マザーズ　　　 ４８５．１０　　　　　　４７２．４８　　　　　　４７０．９４　　　　　　４３３．６３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

先週の日本株は全般に堅調に推移しました。
日経平均は終値でもザラバでも今年の高値を付けました。

終値　　　　　　　１０６３５円９８銭（２月８日）　　　　　　　
ザラバ　　　　　　１０７０１円９２銭（２月９日）

ただ、高値を付けた後は上値が重い展開になりました。
小型株や新興市場株も堅調に推移しました。
　　　　　　　　
今週の日本株は上記の高値に挑戦する展開を予想します。
先週の米株は続伸し、高値を更新しています。
これを受けてシカゴ日経平均先物は上昇し、日本株に対する強気を明示しています。

エジプトの反政府デモは、ムバラク大統領辞任で鎮静化に向かい、よほどのことがない限りは
今まで以上の市場かく乱要因にはならないでしょう。
ただ、新興市場にはインフレ懸念が高まっており、市場間格差は大きくなりそうです。
外国人売買動向に引き続き注意を払いたいと思います。

過剰流動性に大きな変化はみられませんが、資金の行き先が重要な要素で、
最大の注目点になります。
資金の流入先はプチバブル、資金の流出先は思わぬ下げに見舞われるなどのマネーゲームの
色彩が強くなりそうです。

もちろん為替動向にも注意が必要ですが、投資方針としては出遅れ株の打診買い、ホールド、
利食い売り、買い戻しなどが中心になりそうです。


もちろん投資は自己責任でお願いします。