2010年2月12日の3大市場 [株]
中国人民銀行は12日、預金準備率を0.5%ポイント引き上げると発表しました。
実施は25日付で、預金準備率の引き上げは今年になって2度目です。
前日発表された1月のインフレ率が予想外に低い数字となったため、預金準備率の引き上げは
ほとんど予想されていませんでした。
来週は長期休場なので、自国市場へのインパクトが最小限になる時期を狙ったのでしょうか。
だとすれば恐るべきしたたかさです。
ヨーロッパはまだまだ揺れ動きそうです。
欧州連合統計局が12日発表した第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)伸び率速報値は、
前期比プラス0.1%(予想プラス0.3%)、前年比マイナス2.1%(予想マイナス1.9%)でした。
第3・四半期の前期比プラス0.4%から伸びが鈍化しました。
ユーロ圏最大の経済国ドイツの第4・四半期GDPが前期比横ばいとなったことが全体に
影響しました。
一方、個人消費が好調だったフランスはプラス0.6%と予想を上回る伸びを示しました。
2009年通年ではユーロ圏のGDP伸び率はマイナス4.0%で、欧州理事会の見通しと
一致しました。
欧州連合統計局が12日発表した2009年12月のユーロ圏の鉱工業生産は、
前月比1.7%減少(予想0.2%増加)、前年同月比では5.0%減少(予想1.5%減少)しました。
ギリシャ国家統計局が発表した2009年第4・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は
前期比マイナス0.8%と、市場予想のマイナス0.5%を超える落ち込みとなりました。
イタリア国立統計研究所は12日、第4・四半期の国内総生産(GDP)の伸び率が、
前期比マイナス0.2%(予想プラス0.1%)になったと発表しました。
GDPは過去7四半期中、6四半期はマイナスとなっています。
第4・四半期のGDP伸び率は、前年比ではマイナス2.8%、
第3・四半期は同マイナス4.6%でした。
2009年通年ではGDP伸び率はマイナス4.9%となり、現在の形式での調査を開始した
1980年以降、減少率は最大となりました。
2010年2月12日のアメリカ市場は
ダウは45ドル05セント安の10099ドル14セントで終了しました。
ナスダックは+6.12の2183.53で終了しました。
S&P500は1075.51(-2.96)で終了しました。
シカゴ日経平均先物は10090円で終了しています。
原油価格は74ドル13セント(-1ドル15セント)で終了しました。
金価格は1090ドル00セント(-4ドル70セント)で終了しました。
2月12日の上海総合指数は+32.634の3018.133と4日続伸しました。
来週は旧正月で実質1週間休場です。
上海B 250.333 + 2.550
深センB 591.022 + 4.932
2月12日の香港市場は小幅下落しました。 来週の15,16日の両日は休場です。
香港ハンセン 20268.69 - 22.00
H 株 11536.36 - 45.95
レッドチップ 4004.51 - 12.58
2月12日(金)の日本市場は前場は高く始まった後伸び悩みました。
後場は高寄りした後もみ合っていましたが、2時過ぎころからじり高になり、
一時SQ値に13銭まで接近する100099円46銭まで上昇しましたが、
終値ではSQ値を突破できませんでした。
しかし先物の終値はSQ値を上回る10100円で終了しています。
日経平均 10092円19銭 128円20銭高
TOPIX 892.16 + 8.66
東証2部 2076.57 + 3.61
ジャスダック 1199.31 + 6.94
マザーズ 392.63 + 3.46
ヘラクレス 560.24 + 6.35
来週はアメリカ、カナダ、ブラジルが15日(月)休場
香港市場は15(月)と16日(火)が休場
中国本土市場は旧正月で15日(月)~19日(金)と事実上1週間の休場になります。
買い手不足の中、資金の行き場がどこに行くか(たぶん開店休業状態)が注目です。
実施は25日付で、預金準備率の引き上げは今年になって2度目です。
前日発表された1月のインフレ率が予想外に低い数字となったため、預金準備率の引き上げは
ほとんど予想されていませんでした。
来週は長期休場なので、自国市場へのインパクトが最小限になる時期を狙ったのでしょうか。
だとすれば恐るべきしたたかさです。
ヨーロッパはまだまだ揺れ動きそうです。
欧州連合統計局が12日発表した第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)伸び率速報値は、
前期比プラス0.1%(予想プラス0.3%)、前年比マイナス2.1%(予想マイナス1.9%)でした。
第3・四半期の前期比プラス0.4%から伸びが鈍化しました。
ユーロ圏最大の経済国ドイツの第4・四半期GDPが前期比横ばいとなったことが全体に
影響しました。
一方、個人消費が好調だったフランスはプラス0.6%と予想を上回る伸びを示しました。
2009年通年ではユーロ圏のGDP伸び率はマイナス4.0%で、欧州理事会の見通しと
一致しました。
欧州連合統計局が12日発表した2009年12月のユーロ圏の鉱工業生産は、
前月比1.7%減少(予想0.2%増加)、前年同月比では5.0%減少(予想1.5%減少)しました。
ギリシャ国家統計局が発表した2009年第4・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は
前期比マイナス0.8%と、市場予想のマイナス0.5%を超える落ち込みとなりました。
イタリア国立統計研究所は12日、第4・四半期の国内総生産(GDP)の伸び率が、
前期比マイナス0.2%(予想プラス0.1%)になったと発表しました。
GDPは過去7四半期中、6四半期はマイナスとなっています。
第4・四半期のGDP伸び率は、前年比ではマイナス2.8%、
第3・四半期は同マイナス4.6%でした。
2009年通年ではGDP伸び率はマイナス4.9%となり、現在の形式での調査を開始した
1980年以降、減少率は最大となりました。
2010年2月12日のアメリカ市場は
ダウは45ドル05セント安の10099ドル14セントで終了しました。
ナスダックは+6.12の2183.53で終了しました。
S&P500は1075.51(-2.96)で終了しました。
シカゴ日経平均先物は10090円で終了しています。
原油価格は74ドル13セント(-1ドル15セント)で終了しました。
金価格は1090ドル00セント(-4ドル70セント)で終了しました。
2月12日の上海総合指数は+32.634の3018.133と4日続伸しました。
来週は旧正月で実質1週間休場です。
上海B 250.333 + 2.550
深センB 591.022 + 4.932
2月12日の香港市場は小幅下落しました。 来週の15,16日の両日は休場です。
香港ハンセン 20268.69 - 22.00
H 株 11536.36 - 45.95
レッドチップ 4004.51 - 12.58
2月12日(金)の日本市場は前場は高く始まった後伸び悩みました。
後場は高寄りした後もみ合っていましたが、2時過ぎころからじり高になり、
一時SQ値に13銭まで接近する100099円46銭まで上昇しましたが、
終値ではSQ値を突破できませんでした。
しかし先物の終値はSQ値を上回る10100円で終了しています。
日経平均 10092円19銭 128円20銭高
TOPIX 892.16 + 8.66
東証2部 2076.57 + 3.61
ジャスダック 1199.31 + 6.94
マザーズ 392.63 + 3.46
ヘラクレス 560.24 + 6.35
来週はアメリカ、カナダ、ブラジルが15日(月)休場
香港市場は15(月)と16日(火)が休場
中国本土市場は旧正月で15日(月)~19日(金)と事実上1週間の休場になります。
買い手不足の中、資金の行き場がどこに行くか(たぶん開店休業状態)が注目です。
2010-02-13 08:05
nice!(1)
コメント(7)
こんばんわ!
renbajinharuhiさん!
>中国人民銀行は12日、預金準備率を0.5%ポイント引き上げると発表しました。
不動産価格の上昇が止まってないことがあるのではないかと思います。
タイミングは確かにベストですね!
なんせ、担当者は地位と特権がかかっていますから。
気合いが違います。
(^^)
>ヨーロッパはまだまだ揺れ動きそうです。
EU自身のためにも、そのほうがいいと思っているわたしは思います。
それを望んでいるため、情報は小出しにやるはずです。
1年くらい引きずれば、結構ユーロは下がると思います。
>イタリア国立統計研究所は12日、第4・四半期の国内総生産(GDP)の伸び率が、
前期比マイナス0.2%(予想プラス0.1%)になったと発表しました。
食材、服は結構世界に認められたブランドがあるので、そのあたりが面白いかもしれません。
(^^)
by wine (2010-02-13 21:03)
こんにちは、wineさん。
自分の地位や利益がかかっていると人はここまで必死になれるのかという中国人の良い例ですね。
上げ下げを繰り返しながら、自分の理想とする展開に持っていく、ヨーロッパ勢もしたたかです。
彼らに比べると日本人の呑気さが際立ちます。
by renbajinharuhi (2010-02-14 15:37)
こんにちは、ナンピンマンさん。
nice!をありがとうございます。
by renbajinharuhi (2010-02-14 15:38)
>自分の地位や利益がかかっていると人はここまで必死になれるのかという中国人の良い例ですね。
実際、株価ではなく実体経済を見て考えると、なかなか絶妙だと感心します。(日本にバブル時にこの力があれば!)(><)
>上げ下げを繰り返しながら、自分の理想とする展開に持っていく、ヨーロッパ勢もしたたかです。
一挙両得ですね!(かじ取りは難しいですが) ほんとは、リーマン時よりここまで引っ張ったのですから、たいしたものです。アメリカが下が見えてゆるやかな離陸寸前で表面化させるのもすごいです。
(^^)
>彼らに比べると日本人の呑気さが際立ちます。
さすが、だれの言葉か、ぬるま湯、温泉国家というのは伊達ではないです。
しかし、この日本の為替戦略も「国債金利を低くするため、円高のデフレにしている。」,と考えるとなかなか小狡い手を使っています。
しかし、そのおかげで「失業率は上がるは、賃金は抑えられるは、年金は減るは」で国民はろくなことはないです。(私も被害者)(><)
経済の仕組みを考えるとわかりますが、なかなか国の立場でみれば、上手い仕組みです。
間接的には、国民の将来賃金を国債の利子支払いに、回しているわけです。
(><)
しか~~~し、仕組みが分かると対策もたつし、これで利益を出す方もいます。
円売りポジションを持つ方(renbajinharuhiさんとか!)、現在海外投資をする方(私もご相伴)です。
面白いものです。(^^)
by wine (2010-02-14 23:24)
こんばんは、wineさん。
インフレ時にはお金の価値は減価しますので、金利はお金の減価償却費と言われていた時代がありました。
本当は現在でもそのはずなのですが、長期のデフレと超低金利により、日本では忘れ去られています。
また資産運用の観点から言えばだれでもできることでは資産運用ができているとは言えません。
私のブログではかつてこのことを「お金のお守り」として記事にしましたが、
銀行預金以上の運用をして、はじめて資産運用ができているのであり、これはいつの時代でも変わらないと考えます。
私の最低基準は現時点で5%ですが、ノーリスクの日本円では不可能と言っていいでしょう。
どう考えるかは個人個人で違うのでしょうが、数十年後(あるいはそれより早く)結果は出るでしょう。
by renbajinharuhi (2010-02-15 00:15)
>銀行預金以上の運用をして、はじめて資産運用ができているのであり、これはいつの時代でも変わらないと考えます。
100%支持します。(^^)
そして、「事実は小説より奇なり!」と申します。
こんな面白い読み物、ゲームはありません!!
(負けても思います。知恵の比べ合いはおもしろい!)
イッツア・プレイ!!
(^0^)
by wine (2010-02-15 21:57)
おはようございます、wineさん。
1年単位ではマイナスの年もありましたが、平均では預金金利を上回っており、特に超低金利が始まった1995年頃以降は投資をしていて良かったと実感できます。
でも超低金利(1%未満)が15年以上も続いている日本って・・・・
by renbajinharuhi (2010-02-16 06:24)