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今週の展望(2011年12月第2週) [株]

    2011年12月2日 2011年11月25日 2011年11月18日 2010年12月30日     
          
日経平均  8643円75銭  8160円01銭 8374円91銭 10228円92銭
TOPIX     744.14    706.60    719.98      898.80
東証2部   2081.47   2012.42   2027.63     2207.79  
ジャスダック 1155.27   1127.92   1134.17     1255.04  
マザーズ    394.52    368.86    386.00      433.63                                                                            

先週の日経平均は反発し、週間で483円74銭の上昇になりました。
日経平均週間の上昇率5.93%は2009年12月第1週以来の上昇率になりました。
すべての株価指数が値上がりしています。
日米欧中銀が一連の協調行動表明、ドル資金供給拡大へとのニュースでリスクオンとなり、
同時株高状態が示現しました。
ただ、ヨーロッパの金融危機の根源的解決には程遠く、これからも一喜一憂させられることは
考慮に入れておくべきでしょう。


           日経平均今年の高値       日経平均今年の安値

終値       10857円53銭(2月21日)   8165円18銭(11月25日)      
ザラバ      10891円60銭(2月17日)   8135円79銭(11月25日)


12月2日時点での各移動平均線
 25日移動平均線(下落中) 8573円15銭
200日移動平均線(下降中) 9378円75銭

今週の日本株は引き続き外部環境に注目ですが、流れが変わるかどうかを見極めたいところです。
25日線はいまだ下向きですが、株価が25日線を突破し、75日線に接近しています。
12月は株価が堅調になることが多く、米景気の緩やかな回復による米株上昇が後押しになる
ことが考えられます。

日本株を積極的に買う理由は今のところはありませんが、下げ過ぎによるリバウンドが続くのか、
先週の急激な戻りで利食い売りが先行し、戻り一服に入るのかが注目の的です。
ユーロ圏の危機はいまだ不透明であり、相場の乱高下の要因となりえます。

短期投資家はリスクオンとリスクオフの繰り返しですが、
中長期投資家はいまだ本格的には買ってきそうもありません。

日本株は8月以降の展開を見ると(値はザラ場)

安値               高値
8/9  8656円79銭     8/16 9150円31銭
8/22 8619円21銭     9/1  9098円15銭
9/6  8588円34銭     9/8  8876円49銭
9/14 8499円49銭     9/16 8864円16銭
9/26 8374円13銭    10/13 8854円16銭
10/5 8382円98銭    10/31 9152円39銭
  

と安値も(戻り)高値も価格を切り下げていましたが、(下落トレンド)
10月5日の安値は前の安値(9月26日の8374円13銭)を下回らずに
10月28日には9086円43銭まで乗する場面があり、9/16,9/8の高値を抜き
9/1の高値に迫りました。
さらに10月31日にはザラ場高値9152円39銭まであり、上記の高値をすべて抜き
上昇相場への期待を抱かせましたが、ギリシャ不安に打ち消され、さらにイタリア不安により、
トレンドは下落へと移りました。
11月に入っては戻りらしい戻りもなく、日経平均で100円以上の上昇も
11月4日以来なく、じり安の展開が続いています。
さらに先週に日経平均は終値で4日連続、ザラ場で木・金と2日連続で年初来安値を更新し、
弱気一色でした。
ただ、先週の大幅な上昇で様子が変わってきたとの見方もあります。

チャート的には7月9日の10207円91銭、7月22日の10149円18銭が、
ダブルトップを形成しており、200日移動平均線が下降継続にあることも含め
中長期では下落基調が継続しているといえます。
短期的にも強気に転換したとは言いきれません。

ヨーロッパ事情に大きな変化があれば上昇局面もあるのでしょうが、慎重な対応が必要です。
今週はヨーロッパでの重要イベントがありますので、それらを見極めようとする動きが出ても
不思議ではありません。
またメジャーSQの週でもありますので、先月の今年最低のSQ値(8452円82銭)に比べ
どのような値で決まるのかにも注目が集まるでしょう。

今週は突っ込む場面があれば買い、吹き上がる場面では売りで臨みたいところでしょう。


もちろん投資は自己責任でお願いします。



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