２０１０年４月２１日の３大市場

国際通貨基金は２１日、２０１０年の世界経済成長見通しを４．２％と、１月時点の予想である
３．９％から上方修正しました。
２０１１年の見通しは４．３％に据え置きました。

国際通貨基金は２１日、日本およびアジア途上国の経済成長見通しを上方修正しました。
一方、日本については、デフレが長引けば日銀はさらなる金融緩和を迫られる可能性があるとも述べました。
２０１０年の日本の成長見通しは１．９％、前回１月時点では１．７％でした。
アジア途上国の成長見通しは８．７％、前回は８．４％でした。
中国の成長率予想は１０％とし、前回から据え置きました。
異例の金融刺激策の解除により、過度に緩和的な信用状況によるリスクを最小化できるとしました。


米金融大手モルガン・スタンレーが２１日発表した第１・四半期決算
純収入　９０億７８００万ドル
純利益　１７億７６００万ドル　　前期は１億７７００万ドルの赤字
１株当たり　０．９９ドル　黒字転換　　前期は０．５７ドルの赤字　予想は０．５７ドルの黒字　
債券トレーディング部門が好調でした。
注　純利益については違う数値が列挙されている報道媒体があります。

独経済技術省は２１日に
２０１０年の経済成長率は１．４％、１１年は１．６％になるとの予想を示しました。
外需が引き続きドイツ経済のけん引役となる見通しで、同省は輸出の増加率が
２０１０年は６．８％、２０１１年は７．２％になると予想しました。（ユーロ安万歳）
内需は２０１０年は０．４％、２０１１年は０．８％拡大するとの予想です。
個人消費は２０１０年に０．６％縮小し、２０１１年は０．６％拡大する見通しです。

　
２０１０年４月２１日のアメリカ市場は
ダウは７ドル８６セント高の１１１２４ドル９２セントで終了しました。
ナスダックは＋４．３０の２５０４．６１で終了しました。
Ｓ＆Ｐ５００は１２０５．９４（－１．２３）で終了しました。

シカゴ日経平均先物は１１０２５円で終了しています。

原油価格は８３ドル６８セント（－１７セント）で終了しました。

金価格は１１４８ドル８０セント（＋９ドル６０セント）で終了しました。


４月２１日の上海総合指数は＋５３．７４５の３０３３．２７８と上昇しました。
上海Ｂ　　２６１．６０９　＋　５．７４８
深センＢ　６３３．０２５　＋１６．４９４

４月２１日の香港市場は反落しました。
香港ハンセン　２１５１０．９３　－１１２．４５　　　　
Ｈ　　　　　株　 １２３７０．９８　－　６５．５８
レッドチップ　　　４０２７．４３　－　　１．９１　


４月２１日（水）の日本市場の前場は高く始まった後、もみ合いながらやや上げ幅を拡大しました。
後場は高値もみ合いのまま堅調に推移しました。

日経平均　　１１０９０円０５銭 １８９円３７銭高　　
ＴＯＰＩＸ　　　　　９８７．０７　　＋１４．９６　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
東証２部　　　２３０８．２１　　＋１８．７０　　　　　　　　　　　　　　　　
ジャスダック　１３２７．６９　　＋　７．１７　　　　　　　　　　　　　　　
マザーズ　　　　４８４．３８　　＋１０．４３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヘラクレス　　　 ７０６．０８　　＋１７．９４