２００９年１１月１９日の３大市場

ＯＥＣＤは加盟３０カ国の経済成長率を上方修正しました。
２００９年　－３．５％
２０１０年　＋１．９％

日本は２０１０年に成長率が＋１．８％とプラスに転じるものの、失業率は２０１１年まで５％台
半ばのままと予想されています。

米・ＭＢＡ発表の７～９月住宅ローン延滞率は過去最高の９．６％になりました。
差し押さえも４．５％にのぼり、住宅ローン返済の滞りは改善していません。

米フィラデルフィア地区連銀が１９日発表した製造業業況指数
プラス１６．７と前月のプラス１１．５から改善しました。（ゼロが判断の分かれ目）
２００７年６月以来の高水準となり、市場予想（プラス１２．０）を上回りました。
改善は４カ月連続です。
新規受注はプラス１４．８で２００７年６月以来の高水準。
従業員数を示す指数はマイナス０．５と依然ゼロを下回っているものの、前月のマイナス６．８から
大きく改善し、２００８年５月以降でゼロに最も近づきました。
６カ月先の見通しでは、設備投資がプラス１３．８と、２００８年９月以来の高水準となりました。


２００９年１１月１９日（木）のアメリカ市場は

ダウは９３ドル８７セント安の１０３３２ドル４４セントと続落しました。
ナスダックは－３６．３２の２１５６．８２で終了しています。
Ｓ＆Ｐ５００は１０９４．９０（－１４．９０）で終了しています。
３指数とも２日連続で年初来高値を更新しました。

シカゴ日経平均先物は９４５０円で終了しています。

原油価格は７４ドル４６セント（－２ドル１２セント）で終了しました。

金価格は１１４１ドル９０セント（＋７０セント）で終了しました。
終値での史上最高値を更新しました。


１１月１９日の上海総合指数は＋１７．３８の３３２０．６１と続伸しました。
上海Ｂ　　２６３．３０１　＋　２．１１１
深センＢ　６３９．４１３　＋　１．９７２　

１１月１９日の香港市場はまちまちでした。
香港ハンセン　２２６４３．１６　－１９７．１７　　　　
Ｈ　　　　　株　 １３４７０．９８　－２１７．０３　
レッドチップ　　　４１６３．５０　＋　　７．８１　　

１１月１９日の日本市場は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日経平均が１２７円３３銭安の９５４９円４７銭と続落して終了しました。
小高いのは寄り付きだけで、すぐに下げに転じ、あとはさえない展開でした。
ＴＯＰＩＸ　　　　　８３７．７１　　－１２．３５　　　　　　　　　　　　　　　　
東証２部　　　１９７９．５８　　－１５．２９　　　１３日続落　　　　　　　　　　　　　　
ジャスダック　１１１８．９２　　－　６．４９　　　　　　　　　　　　　　　
マザーズ　　　　３６７．０９　　－　１．２０　　　１３日続落　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヘラクレス　　　５０８．４２　　 －　５．０９

本日の日本市場は続落して始まります。
投資家のセンチメントは弱気に傾いており、売り方は好調です。
ただし、総弱気は長期投資家にとっては買い場探しという一面もあります。