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2022年1月26日の日本市場 [株]

日経平均昨年来安値更新

1月26日(水)前場の日本市場は小幅安で始まり、もみ合った後は下げ幅を広げて
ザラ場の昨年来安値を更新しました。
後場は27150円近辺まで戻す場面もありましたが、27000円の攻防になり、
終値では27000円台を守りましたが、最後の下げで昨年来安値を更新しました。
東証1部の時価総額は690兆8361億円で終了しました。

日経平均   27011円33銭  120円01銭安
TOPIX     1891.85    -  4.77
東証2部    7195.74    + 26.45
ジャスダック  3629.24    + 21.74
マザーズ     779.83    +  7.69

2022年1月26日の日経平均      2022年1月26日の日経平均先物

始値 27105円98銭( 9:00)     27180円( 8:45)
高値 27184円54銭( 9:03)     27190円( 8:45)
安値 26858円68銭(10:36)     26840円(10:15)
大引 27011円33銭(15:00)     27010円(15:15)


    日経平均昨年来高値        日経平均昨年来安値

終値  30670円10銭         27011円33銭
    (2021年9月14日)      (2022年1月26日)更新

ザラバ 30795円78銭         26858円68銭
    (2021年9月14日)      (2022年1月26日)更新




    日経平均2021年高値        日経平均2021年安値

終値  30670円10銭         27013円25銭
    (9月14日)            (8月20日)

ザラバ 30795円78銭         26954円81銭
    (9月14日)            (8月20日)




上記は単なる数値上の事実にすぎません。
今晩(米時間)終了のFOMCに対する懸念、ウクライナ情勢不安、オミクロン拡大、
米中関係等々悪材料を挙げればきりはありません。

問題は投資家がどう思うかです。
FOMCを前にして買い手控え、様子見は仕方がありません。
買い手がいない(少ない)中、売り手の独壇場です。

日経平均昨年来安値という事は2021年以降で株を買って、現在のホルダーで
利益が出ている人は理論上いないことになり、他の市場(特にマザーズ)は
惨憺たるものでしょう。


単純に考えれば日経平均底割れ、絶望だ!もう株などやめたい。
でしょうか。
もしそう思うならば(それ以上に周りの声がそうならば)買いチャンスという事です。

株は安く買って高く売るならば、今は高いですか?安いですか?
企業業績は良いですか?悪いですか?
日本(日銀)は何回、何%の利上げをしますか?
第3四半期と3月見通し発表が始まります。
長期投資ならば確認してからでも十分です。

いろいろな考えがありますが、今は安いです。(種々の数値上)
FOMCの悪材料(特にインフレと利上げ)は織り込まれています。
もちろん想定外のネガティブサプライズ(例えばウクライナでの米ロ軍事衝突)が
出ればその限りではありませんが、3月利上げ開始、年間3~4回の利上げは
これまで(の株価調整)に織り込まれています。

市場は多くの人と反対に出る。陰極まれば陽に転ず。人のゆく裏に道あり花の山。
悪材料織り込み済み。
例え下げが続くにしても30700円から27000円までの下げは
ほかの人が肩代わりしてくれています。

ここまで考えれば、選択肢は??

投資は自己責任で自由な世界ですが、業績良好で割安なものを
ここからの新規売りは危険としか感じません。
もっとも理論が無視されるのも日常茶飯事の世界ですがね。


最後に一つ
目ざとい人は上記の数値を見ただけで気が付いたかもしれませんが、
日経平均昨年来安値更新と言ってもわずか1円92銭(終値ベース)と誤差範囲にすぎず
ここから反発すればダブルボトム(2021年8月20日と)になり
底入のサインになります。
見方はいろいろです。






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