今週の展望

東京電力は本日の計画停電を午前１０時以降に行うことを発表しました。
当初は午前６時２０分から行う予定でした。


　　　　　　２０１１年３月１１日　２０１１年３月４日　２０１１年２月２５日　２０１０年１２月３０日　　 　　
　　　　　　　　　　
日経平均　 １０２５４円４３銭　　１０６９３円６６銭　　１０５２６円７６銭　　１０２２８円９２銭
ＴＯＰＩＸ　　　　　９１５．５１　　　　　　９５５．５９　　　　　　９４１．９３　　　　　　８９８．８０
東証２部　　　２３７４．９８　　　　　２４２５．８４　　　　　２３７４．６８　　　　　２２０７．７９　　
ジャスダック　１３０９．２４　　　　　１３４１．１１　　　　　１３２５．０２　　　　　１２５５．０４　　
マザーズ　　　 ４９４．８３　　　　　　５２５．０１　　　　　　４８６．８９　　　　　　４３３．６３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

先週の日本株は全般に下落して推移しました。
日経平均は月・木・金と３ケタの下落を演じ、週間でも４３９円２３銭（下落率４．１％）の
大幅下落になりました。
また金曜日１４：４６の大地震の直後は急落も演じました。

今年の高値
終値　　　　　　　１０８５７円５３銭（２月２１日）　　　　　　　
ザラバ　　　　　　１０８９１円６０銭（２月１７日）

今週の日本株は大地震の影響による日本経済停滞を嫌気した売りが先行するのは
やむを得ないでしょう。
シカゴ日経平均先物（円建て）は先行して１００００円を割り込んでいます。
投資家、特に短期筋は見切り売りや狼狽売りが続出するでしょう。
先物主導の売り方は勢いづいていますので、オーバーシュートによる下値叩きが発生する
可能性は十分あります。

ただ、長期的には復興需要などもありますので、大幅に下落すれば、
今週はともかく長い目で見た場合の買い場はいずれ訪れます。

日本の内部事情（災害による日本経済沈下）だけが注目されそうな週ですが、
引き続き中東・北アフリカの政情不安、それによる原油の値動きを注視することが必要でしょう。
また、ヨーロッパにきな臭い動きが出てきたことも見逃せません。
もちろん外国人売買動向からは目を離すことはできません。（売り越しに転じるかどうか）
災害を受けての為替の変動、それによる短期的影響、長期的影響を考えてみたいと思います。

投資方針としてはポジション縮小、戻り売り、損切り、見送り（休み）などが中心になりそうです。

出動時期は不明ですが、大幅下落を見て買いの準備ができる投資家が勝ち組になれるのです。



もちろん投資は自己責任でお願いします。