今週の展望

　　　　　　２０１１年２月１８日　２０１１年２月１０日　２０１１年２月４日　２０１０年１２月３０日　　 　　
　　　　　　　　　　
日経平均　 １０８４２円８０銭　　１０６０５円６５銭　　１０５４３円５２銭　　１０２２８円９２銭
ＴＯＰＩＸ　　　　　９７３．６０　　　　　　９４６．６３　　　　　　９３５．３６　　　　　　８９８．８０
東証２部　　　２４１９．６８　　　　　２３６７．９１　　　　　２３２６．７９　　　　　２２０７．７９　　
ジャスダック　１３４５．８２　　　　　１３２５．２６　　　　　１３１８．８３　　　　　１２５５．０４　　
マザーズ　　　 ５０３．３３　　　　　　４８５．１０　　　　　　４７２．４８　　　　　　４３３．６３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

先週の日本株は全般に堅調に推移しました。
日経平均は終値でもザラバでも今年の高値を付けました。

終値　　　　　　　１０８４２円８０銭（２月１８日）　　　　　　　
ザラバ　　　　　　１０８９１円６０銭（２月１７日）

日経平均は小幅高の日が多かったものの５営業日すべて上昇し、
ＴＯＰＸも週末の金曜日を除いて上昇しました。
小型株や新興市場株も堅調に推移しました。
過熱感はあるものの相場格言で言う「押し目待ちに押し目なし」の状態になっています。
個人的には今年最大（と言ってもまだ２月ですが）のサプライズの週でした。
２月１４日には日本上下水道設計、２月１６日にはプラザクリエイトにニュースが飛び出しました。　　　　　　　


今週の日本株は１１０００円に挑戦する展開を予想します。
先週の米株は続伸し、高値を更新しています。
これを受けてシカゴ日経平均先物も堅調で、日本株に対する強気を明示しています。

海外の反政府デモも、民主党内の内部抗争もどこ吹く風です。
常識的に考えるならば調整局面があってしかるべきです。

２０１１年３月期の好決算は株価に織り込まれました。
さらなる上方修正や為替の円安でもない限りはこれ以上の上値を追うのは難しいと考えるべきです。

ただ、相場はオーバーシュートする習性があるのも事実です。
始まってもいない２０１２年３月期の期待による上昇と考えるよりは、過剰流動性資金が
新興国から日本へと向かってきたと考える方が整合性があるのではないでしょうか。
外国人は１５週連続で日本株を買い越しています。（２月第２週分まで）
一方売り越している投資主体もあります。
つまり売り買いの需給バランスは崩れていません。

外国人売買動向に引き続き注意を払いながらの強気持続としたいと思います。

投資方針としては新規買い、ホールド、利食い売り、買い戻しなどが中心になりそうです。


もちろん投資は自己責任でお願いします。