調整はどこまで

今年の２月９日の９９３２円９０銭（終値）から４月５日の１１３３９円３０銭まで
一本調子に１４０６円４０銭上昇した日経平均も調整に入ったようです。

週間ベースでみると
４月５日～４月９日の週が８１円７５銭安
４月１２日～４月１６日の週が１０２円１６銭安　と２週連続の下落となりました。

４月１６日終値が１１１０２円１８銭ですので、高値からの下落幅２３７円１２銭、率にして約２．１％ですので値幅での調整と言えるほどのものではないと考える人もおられるでしょう。

ただ４月１６日のアメリカ株下落のうえ、シカゴ日経平均先物は１０９１５円で終了しており、月曜日の現物価格がこれにさや寄せして始まる可能性が高いことを考えれば、あと２００円程度の下げの可能性はあるでしょう。
そうなると高値から４５０円程度、４％程度の調整になります。

これで十分かどうかは意見の分かれるところですが、値ごろ感は出るのではないでしょうか。

考え方として
２５日移動平均線（上昇中）　１１０４１円６０銭
７５日移動平均線（上昇中）　１０６３０円６８銭
ボリンジャーバンド－２σ　　　１０６０９円８５銭
２月９日～４月５日の上げ幅の半値押し　１０６３６円１０銭あたりがすぐ思い浮かびます。

また、終値での前回高値１０９８２円１０銭（１月１５日）を終値で維持できるか否かも強弱の目安と考えられます。

長期上昇トレンド継続という前提で考えれば
最も強気で１０９００円台、
弱気ならば１０６００円台までの調整と考えられます。

さらに弱気ならば３月５日高値１０３７６円４１銭と３月８日安値１０５１４円２８銭の窓埋めを
考える人もいるでしょう。
これ以下のめぼしい値は２００日移動平均線１０２５３円０２銭しかありません。

もちろんこれ以外の数値も多々ありますが、長期の上昇トレンドが崩れない限りは押し目買いに分がある局面だと考えます。

もちろん投資は自己責任でお願いします。