２００９年１２月２８日の３大市場

米・クリスマス商戦は売上高が前年比３．６％増でした。
総合的見地では可もなく不可もなくと言ったところのようです。
詳細　http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT859416120091228

日本商工会議所は２８日、１２月の「早期景気観測調査」をまとめました。
１２月１４～１８日に全国４０７の商工会議所が２６２３の業種組合などにヒアリング調査したもので、
前年同月と比べて業況が良いかどうかを聞いたＤＩ（「好転」と答えた割合から「悪化」と答えた割合を引いた値）は、全産業合計でマイナス６３．８となりました。
マイナス幅は３カ月ぶりに拡大し、１１月から３．８ポイント広がりました。
２０１０年の業況見通しは「低水準の横ばい状態」が５５．１％、「二番底を懸念」が３９．１％で、
「持ち直す」は５．８％にとどまりました。


日本市場はまさに掉尾の一振を感じさせる相場つきになっていますが、
Ｓ＆Ｐ５００の年末年始のアノマリー（年末最後の５日と年始の２日）についてみてみますと

１９６９年～２００８年で平均１．６％の上昇
２０００年～２００８年では騰落が７勝２敗になっています。


※掉尾の一振

読み方 ： とうびのいっしん（ちょうびのいっしん）
捕まえられた魚が死ぬ直前に尾を振る意味が語源です。
株式市場では　年末の１２月２０日過ぎから大納会に向けて、株価が跳ね上がることです。



２００９年１２月２８日のアメリカ市場は

ダウは２６ドル９８セント高の１０５４７ドル０８セントと６日続伸し、年初来高値を更新しました。
ナスダックは＋５．３９の２２９１．０８で終了し、年初来高値を更新しました。
Ｓ＆Ｐ５００は１１２７．７８（＋１．３０）で終了し、年初来高値を更新しました。
市場参加者は少ないものの３指数そろって年初来高値を更新しました。

シカゴ日経平均先物は１０６００円で終了しています。

原油価格は７８ドル７７セント（＋７２セント）で終了しました。

金価格は１１０７ドル９０セント（＋３ドル１０セント）と続伸して終了しました。


１２月２８日の上海総合指数は＋４７．４３の３１８８．７８と続伸しました。
上海Ｂ　　２５０．１４７　＋　３．０８９
深センＢ　６１４．４４６　＋　７．１９６　

１２月２８日の香港市場は小幅反落しています。
香港ハンセン　２１４８０．２２　－　３６．７８　　　　
Ｈ　　　　　株　 １２６６９．５２　－　　４．２２　
レッドチップ　　　３９４９．７３　＋　２５．０９　


１２月２８日（月）の日本市場は上昇して１０６００円を突破し、終値での年初来高値に接近しました。

日経平均　　１０６３４円２３銭　１３９円５２銭高　　今年の終値高値　１０６３９円７１銭(8/26)
ＴＯＰＩＸ　　　　　９１４．７８　　＋　５．３９　　　　　　　　　　　　　　　　
東証２部　　　２０６３．０２　　＋　６．８２　　　　　　　　　　　　　　　　
ジャスダック　１１７５．５３　　＋　６．５７　　　　　　　　　　　　　　　
マザーズ　　　　４２４．５９　　＋　９．８１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヘラクレス　　　 ５５２．１５　　＋　６．７９

本日の日本市場は終値での年初来高値更新が期待されます。
最近の上昇による過熱感、市場参加者の少なさ（閑散に売りなしでもありますが）など
懸念要因もありますが、ここでの頭打ちは非常に悪い（チャート上の）形になりかねませんので、
一気に抜き去ってほしいものです。

コメント 1

おはようございます、ナンピンマンさん。
市場参加者が少ない年末になって（価格面では）盛り上がってきましたが、淡々となすべきことを進めておられると察します。
by renbajinharuhi (2009-12-29 09:35)