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2009年12月16日前場 [株]

今朝の日経新聞の記事

銀行の新資本規制導入を実質延期 日米欧合意 
移行へ10年以上

銀行株の資本増強のための大型増資、それに伴う希薄化の懸念が後退しました。
売り方は買い戻しを余儀なくされたようです。
さらなる買い戻しがあるのか、新規買いが入るのかが、年末相場を占うことになりそうです。



本日前場の日経平均は100円57銭高の10184円05銭で終了しています。
高く始まり、一時10200円を突破し、堅調に推移しました。
銀行株の大幅上昇(三井住友はストップ高)でTOPIXは+16.10の900.73と
日経平均以上の上昇率になっています。
この傾向が続きNT倍率に変化が出てくるのでしょうか。

2009年12月16日前場の日経平均    2009年12月16日前場の日経平均先物

始値 10179円33銭( 9:01)         10220円( 9:01)
高値 10222円22銭( 9:03)         10230円( 9:01)
安値 10142円75銭( 9:59)         10130円( 9:57)
前引 10184円05銭(11:00)         10170円(11:00)

データ
寄り付き前の外資系証券10社注文状況     
          売り     買い
 
11月16日 2150万株   1720万株   430万株の売り越し
11月17日 2450万株   3180万株   730万株の買い越し
11月18日 3040万株   2920万株   120万株の売り越し
11月19日 3050万株   2150万株   900万株の売り越し
11月20日 2220万株   1790万株   430万株の売り越し
11月24日 1900万株   1910万株    10万株の買い越し
11月25日 2200万株   1220万株   980万株の売り越し
11月26日 1650万株   1610万株    40万株の売り越し
11月27日 1600万株   1290万株   310万株の売り越し
11月30日 2110万株   2520万株   410万株の買い越し
12月 1日 1290万株   1380万株    90万株の買い越し
12月 2日 1800万株   2540万株   740万株の買い越し
12月 3日 1340万株   3140万株  1800万株の買い越し
12月 4日 1270万株   4730万株  3460万株の買い越し
12月 7日 2360万株   3370万株  1010万株の買い越し
12月 8日 1930万株   1660万株   270万株の売り越し
12月 9日 1330万株   1520万株   190万株の買い越し
12月10日 2000万株   1750万株   250万株の売り越し
12月11日 1880万株   2260万株   380万株の買い越し
12月14日 2370万株   2510万株   140万株の買い越し
12月15日 2000万株   2180万株   180万株の買い越し
12月16日 1910万株   2120万株   210万株の買い越し

これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。

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コメント 10

wine

>銀行の新資本規制導入を実質延期 日米欧合意 
移行へ10年以上

これはいい、ニュースですね!
 おめでとうございます。
(^^)
by wine (2009-12-16 18:51) 

wine

気にかかる点は少しあります。

 >BIS交渉に詳しい関係者がダウジョーンズ社に語ったところでは期限の緩和は盛り込まれるかもしれないが「10年遅らす」とは明記されない(WSJ)

とブルームバーグでは報道されています。
なにか、日経 の方がミスしているような気がしないわけでもありません。
(練り直しのため、遅らせているのかもしれません。厳しくするのかも?)
(日経記者は、「ようだ。」という推定を断定で取れるように書く傾向があるので何とも言えません。)
 また、アメリカ金融界は自己資本増強に賛成意見が多いようです。
 大体この時期に10年も遅らすとの発表は少しおかしいような?????
(??)
by wine (2009-12-16 20:49) 

renbajinharuhi

こんばんは、wineさん。
経済ニュースでも延長があっても10年ではないのではないかとの指摘はありました。
情報が錯綜しているようです。

多くの人が日経朝刊の一面に出ていたので、疑いようもなく行動(特に空売りの買い戻し)したようですが、かつてご指摘のように疑ってかかり(盲信しない)裏をとることの大切さを改めて感じさせられます。


by renbajinharuhi (2009-12-16 23:23) 

wine

おはようございます。
 逆にいえば、日経、テレビニュースを正しいとしている人が多く、影響を受けやすいということがはっきりわかりましたね!
 覚えておくと、とても使える事件です。
 マーケットは、半分以上は情報、心理戦ですから。
(^^) 
 
 
by wine (2009-12-17 06:31) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。
確かに大手証券のレーティングなどは合法的な買い(売り)煽りです。
しかし、これらによって株価が大きく動くことがよくあるのはやはり投資家が情報を盲信するという心理に陥りやすいからなのでしょう。

FOMC声明にはサプライズはありませんでしたが、将来の出口戦略を意識するなどとらえ方も人それぞれで、報道内容(のコメント)や値動きによって心理状態が揺れ動かされるのでしょう。
by renbajinharuhi (2009-12-17 06:59) 

wine

どうもこんばんわ!
renbajinharuhiさん。
>FOMC声明にはサプライズはありませんでしたが、将来の出口戦略を意識するなどとらえ方も人それぞれで、報道内容(のコメント)や値動きによって心理状態が揺れ動かされるのでしょう。

 これがボラの元なので、自分が揺るがなければ利益の根源になります。
 もう金利引き上げは5月以降の資本体制にしていて、ぶれているわけですから、利益の拡大に貢献してくれます。
 
 人の心理の動揺を利益に変える行為が金融商品ではないかとも思っています。何か、因果を感じます。

 
by wine (2009-12-18 04:18) 

wine

ただ、非伝統的金融緩和策は、出口に、近づいてきている感じはあります。
by wine (2009-12-18 04:36) 

renbajinharuhi

株に限らず価格変動のある投資は、やはり心理ゲームの要素が大きいということであり、ファンダメンタルもテクニカルも自分の心理に安心感を与え(確率的に高い)投資に踏み切る動機付けになるにすぎないということなのでしょう。
そして誰もが安心するとそれ以上の買い手がいなくなり、暴落するのでしょう。(繰り返されている歴史です)
by renbajinharuhi (2009-12-18 07:09) 

wine

因果というより投資という行為の業の深さですかね!
(人の欲の集大成なので当たり前ですね!)
(><)
それを自覚したうえでやめる気はないですけどね!
むしろ、自分の、いろんな面が自覚出来てプラスです。
(^^)
「 暴落時には諸行無常、上昇期は因果、流れを見ると無常観」
 
常々思っていますが、ホントに心鍛えられます。
(^0^)
by wine (2009-12-18 07:40) 

renbajinharuhi

>それを自覚したうえでやめる気はないですけどね!

先に言われてしまいました。
サブタイトルにあるように“損しても儲けてもやめられません”
まあ長い間続けられているということは市場から退場させられなかったという事実だけはあります。
by renbajinharuhi (2009-12-18 11:22) 

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