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癖 [株]

本日前場の日経平均は40円17銭高の9330円46銭で終了しています。
小高く始まりプラス圏の小動きでした。
寄り付き前に発表された1-3月のGDPは前期比-4%、年率換算-15.2%(戦後最悪)となりましたが、予想平均値より良く、悪材料視されませんでした。
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なくて七癖と言いますが、自分にはわからなくても癖があるものです。

投資に関しての私の癖は高利回りがとにかく好きと言うことです。
このブログの熱烈な読者の方はご存じでしょうが、私の投資の基準は年5%です。
ともかく何が何でもこのリターンを獲得したいと思っています。

40代以上の方はご存じでしょうが、昔はノーリスクで5%、高い時にはノーリスクで8%の金融商品があり、行列ができたこともありました。
このことが頭にあり、実際に運用(とは言えないかも)していたこともあったからです。
現在の65歳以上の方はこの5%(以上)の運用ができていたため、資産運用に関して積極的なリスクテークは必要ありませんでした。

時代は変化し、ノーリスクで5%の運用はできなくなりました。
しかし、資産形成の必要性は以前と変わらないばかりか、その金額は増加傾向にあります。
一方賃金は伸び悩み、安全運用?の金利はゼロになりました。
日本の将来を考えると、せめてひと世代前と同じくらいの蓄えは必要と感じます。
その世代の資産形成が何%でされていたかと考えると5%以下とは考えられません。
したがって将来を見据えた場合、資産運用は5%以上と考えざるを得ません。

どうしても5%を達成しなければならないと考えると、高利回りは魅力的に移ります。
価格の上下はわかりません。
それに比べて利回りは確実性が高くなります。(あくまでもキャピタルゲインの比較で)
元本は発行体が倒産しない限りはなくならないのが普通です。
したがって5%の利回りが得られ続ければ、元本が回収できるまで待つこともできます。
統計的にも高利回りの株はリターンが高くなっているとの事実もあります。
それはそうでしょう。
無配株に比べれば、5%の株(投資商品)はそれだけのアドバンテージを握っているのですから。
株価(価格)が同じだけ値上がり、あるいは値下がりしても5%分運用が優れているからです。

もちろん株や他の投資商品で10%、20%、あるいはそれ以上のリターンを上げることは可能ですが、結果が出るまではわかりません。
もちろんすべてをキャピタルゲインにかけることを否定するものではありませんが、長い間投資をしているとインカムゲインのありがたさ(特に暴落場面)と下値抵抗力の強さを感じずにはいられないのです。

たぶんこれからも高利回り商品を買うことになるでしょう。
ただし、格付けがジャンクと示されているものには手は出しません。
5%の利回りならば、最悪でも20年で元本が回収できますが、それ以前になくなってしまってはどうしようもないからです。
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wine

その通りです。
継続的拡大こそ重要です。
この9年間私も同一目標の最低ノルマはこなしています
。(その前の成績は笑える内容ですが)
どんな方法もフェアならOK。縛りはノルマだけにしています。
(^^)
by wine (2009-05-20 20:39) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。
継続的拡大、毎年少しづつでも増やしていけば複利効果により資産増大が果たせることは教科書にもある通りです。
プラスマイナスの波を少なくし、いかにプラスの平均値を高くできるかが資産運用の成功の道でしょうね。
by renbajinharuhi (2009-05-21 08:05) 

renbajinharuhi

おはようございます、ナンピンマンさん。
nice!をありがとうございます。
現在の目標は大変でしょうが、ぜひ達成してください。
by renbajinharuhi (2009-05-21 08:06) 

renbajinharuhi

おはようございます、龍之介さん。
今回もnice!をありがとうございます。
by renbajinharuhi (2009-05-21 11:17) 

wine

インドがアップトレンドになる、もう1つの条件に、アメリカのリバウンドがあります。
 銘柄選別していて助かりました。研究は大事です。(^^)
さすがインド、急落です。
ボラ高いから!!
しかし、いずれ買い増しします。
(^^)


by wine (2009-05-22 05:44) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。
研究の成果を十分発揮されたようで、お見事です。
アメリカ市場では5月に売ってどこかへ行けという言い伝えがありますが、今年はどうなるのでしょう。

by renbajinharuhi (2009-05-22 09:12) 

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