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わかりずらいぞ!厚生労働省 [思った事]

本日前場の日経平均は16円37銭安の7763円3銭で終了しています。
ただし、TOPIXは+5.00の769.59とプラスになっています。
今夜のアメリカ市場が休場なので模様見になっています。
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保険料の年金天引き10月再開…後期高齢者医療制度
  
厚生労働省は12日、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で、2008年度に保険料を軽減された低所得者らに対する、09年度の保険料の徴収方法を発表した。

7月から保険料徴収が始まり、8、9月の計3回は、口座振替や納付書などで保険料を支払う。口座振替による徴収を選択しなければ、10月から保険料の年金天引きを再開する。

対象は、年金収入が年168万円以下で保険料の定額負担部分「均等割」が8割5分に軽減されている約470万人と、同153万円超~210万円以下で保険料の所得比例の負担部分「所得割」が5割減額されている約90万人。

以下は私の居住する地方自治体の話になります。
(もしかしたら地域によって違うルールになっているかもしれません・これも混乱のもと)
上記の対象者には口座振替のご案内が届くそうです。
さてここで一番の問題点は、昨年まで年金天引きで後期高齢者の保険料を納めていた人で、上記に該当する人は今年4月~9月までの6ヶ月間は年金天引きで後期高齢者保険料を納めることができないという点です。
これは役所(口座振替のご案内の発送者・お尋ね先)に尋ねても厚生労働省の通達がそうなっているの一点張りで、らちがあきません。

つまり、口座振替の書類を書いて金融機関からの口座振替にするか、郵送されてくる納付書を持ってコンビニなどで支払うかの二者択一になるのです。
もし、どちらかの選択を取らなければ、未納扱いになり、督促状が来てしまします。

手間いらずの年金天引きだった保険料が、ずいぶん不自由になったものです。
年金額の少ない高齢者からの声で、納付書からの支払いもできるようになったのはいいことですが、たとえ6ヶ月間と言えど年金天引きの自動納付ができなくなったことは制度上の不備と言わねばなりません。
一人暮らしで、あるいは老夫婦のみの世帯で、外出が大変な高齢者にとっては年金天引き納付はありがたいシステムでした。
あちらが良ければこちらが立たずでは、国民のためのシステムとは言えません。

口座振替のご案内が来て混乱している高齢者も少なくありません。
担当の役所に多くのお尋ねが殺到しています。
しかし、分からない人のすべてが積極的に尋ねるとは限りません。
上記のこと(支払方法の変更)が周知徹底されているとは考えられませんので、放置する人もかなりの数にのぼるでしょう。
また、送られてくる納付書に関しても天引きで支払いをしていた人は放置することも考えられます。
(私は天引きで払っているのだから必要ない)
その結果多くの未納問題が発生します。
これが第一の混乱です。

そしてこの多くの未納者に督促状が送付されることになります。
督促状がくるにいたって、私はちゃんと(年金天引きで)払っている、役所が間違っているのではないかとの抗議(社会保険庁のいい加減さは国民周知の事実)あるいは私はこんな通知を受ける言われはないと無視し続けることが想定できます。
これが第二の混乱です。


親切心があるならば
お知らせ・必ずお読みください

今まで年金天引きで後期高齢者保険料を頂戴いたしておりましたが、2009年4月~9月までの6ヶ月間につきましては、御面倒をおかけしますが、口座振替か、納付書による支払いか、いずれかのお支払方法での保険料の納付をお願いいたします。
との上で、
口座振替については以下のとおり……説明
納付書の納付については以下のとおり・……説明
ぐらいはしてもらわなくては無用の混乱を招くものになるでしょう。

高齢者に冷たいといわれるのも仕方がない現実を垣間見ました。

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