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今週の展望(2011年10月第2週) [株]

   2011年9月30日  2011年9月22日 2011年9月16日 2010年12月30日     
          
日経平均  8700円29銭  8560円26銭  8864円16銭 10228円92銭
TOPIX     761.17    744.54    768.13      898.80
東証2部   2115.56   2133.36   2145.76     2207.79  
ジャスダック 1169.87   1183.69   1198.98     1255.04  
マザーズ    402.15    390.09    419.64      433.63                                                                            

先週の日経平均は反発し、週間で140円03銭の上昇になりました。
日本が3連休(9月23~25日)の間の海外安を受けて、9月26日には年初来安値を
記録しましたが、そのあとの買い戻し中心のリバウンドで、週間ではプラスになりました。
株価指数では東証2部とジャスダックがマイナスになるなど日本株への買い意欲は
乏しいように見えます。


           日経平均今年の高値       日経平均今年の安値

終値       10857円53銭(2月21日)   8374円13銭(9月26日)更新      
ザラバ      10891円60銭(2月17日)   8227円63銭(3月15日)


9月30日時点での各移動平均線
 25日移動平均線(上昇中) 8729円56銭
200日移動平均線(下降中) 9752円55銭

今週の日本株は上下にぶれる展開を予想します。
いずれにしても日本株変動の最大要因は外国人買いと海外市況にあるのが前提です。
短期投資家にとっての転換点である25日移動平均が久々に上向き、先週末の株価もこのラインに接近しています。
まさにここを突破できるかどうかが正念場であり、株価が25日線を上回れば、25日移動平均線が上昇中に株価がこれを上回ったことになり、強気転換のシグナルになります。
ただ、前回のように一瞬上回ったものの、その近辺が戻り天井の限界となる可能性もあり、
まさに相場の強弱の分岐点になります。
また今週はISM製造業指数や米雇用統計など重要指標の発表もあり、25日移動平均線突破なるかどうかも含め、思惑で上下動しそうです。
また、薄商いならば先物主導の上下動も考えられます。

ヨーロッパのソブリンリスクに基本的な変化はなく、これからもたびたびのニュースで市場は揺さぶられ続けるでしょう。
また、中国株(上海)が2年半ぶりの安値を付けるなど不気味な要素もあります。

投資家はリスク資産からキャッシュポジションを高める行動をしていますが、
一時的な緊急避難を別にすれば、いつまでもキャッシュのままとはいかない投資主体があります。
彼らが次に何を選択するのかが相場の流れを決めるのかもしれません。


日本株は8月以降の展開を見ると(値はザラ場)

安値               高値
8/9  8656円79銭     8/16 9150円31銭
8/22 8619円21銭     9/1  9098円15銭
9/6  8588円34銭     9/8  8876円49銭
9/14 8499円49銭     9/16 8864円16銭
9/26 8374円13銭
  

と安値も(戻り)高値も価格を切り下げています。(下落トレンド)

チャート的には7月9日の10207円91銭、7月22日の10149円18銭が、
ダブルトップを形成しており、200日移動平均線が下降継続にあることも含め中長期では下落基調が継続しているといえますが、短期的視点での強気転換があるかどうかを見極めたいところでしょう。
個人的には大バーゲンを期待していますが、ここからの弱気はあまり考えたくないところです。

もちろん投資は自己責任でお願いします。

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コメント 4

wine

こんばんわ!
renbajinharuhiさん!(^^)
やはり、10月から調整局面入りしたようですね!
待てる人の買場の到来です。(^0^)
 (待つことはワイン投資で鍛えています。未だ1982年物を持っています。)
 しかし、極めてのんびりアプローチします。

 今は、いくつかのREATで実際利回りを知るため少額づつ買っています。7日ごろまでには結果がでます。(^^)
 いい利回りのもので納得が行けば集中します。

 次はマクロ投資対象にたいして買いを入れる考えです。
(国別)

 債権はいい感じなので増やそうか思案中です。
落ち込めば、BB、Bクラス、Cクラスを少額組み入れます。
(利回り楽に10%以上!!)

 後は、FXで構成をしなくてはいけません。(TT)
電卓パチパチ生活始めなくては!(嫌い!)

仕事が忙しくうまくいっていません。゚(゚´Д`゚)゚

今月は給与はいいが投資効率は今ひとつです。(><)
(いつも見事に反比例!!)
売り場ではないので仕方がないです。

(^^) 

 
by wine (2011-10-03 17:18) 

wine

現状までの指数、及び政策を見るとアメリカは議会の邪魔はあるけども
妥当な手段を打っています。
 調整局面には予定通り10月から入ると思いますが、先に抜け出すのは米国だと思います。

 それに対し欧州は明らかに間違った政策の犠牲になっています。
renbajinharuhiさんなら、お分かりと思います。
 その結果が指数等にも現れています。
その結果時間が経つにつれて代償も大きな者になる危険性が増します。
 欧州の危険を書いていた時のとおり、いずれ代償を払う羽目になるでしよう。
 これからです。
 それに引きずられる危険性は心理的部分が大きいので世界的にあると思います。

 ドラキがどこまで自由に振る舞えるかにかかっています。
彼に従い欧州が一丸になるならば短期の復活は考えられます。
 しかしそうはいかないと思います。(各国の自国の主権意識が強い)

 トリシェがなんかやりそうで怖いです。(早く変わって!!)

 日本も同じです。紙幣発行数で見ると、この10年ほど1:1.3の比率で
紙幣発行がされています。ドルが堅調に下がるはずです。
 当然発行量を絞っている日本は通貨高になって当たり前です。
 デフレ下でのインフレ対策!!
 その間違った政策の成果が現在の経済の低迷、富の不均衡を生んています。

 これも間違った政策ゆえのことです。
 そのため、一気に売って、長い間持たなかったわけです。
日本株の持高が少ないわけです。(無論美味しい銘柄は別)
(^^)

 政策異常が変わらない限り、このままだと思います。
仮に落ちれば経済を破綻させてもインフレ抑制といってマネーサプライを絞る確率があります。危険です。(もとから異常)

 欧州で不況下の金利引き上げをやった状態が現状の日本です。
異常政策は日本も同じです。
 これが日本が長期の低迷になった原因です。(TT)

 
 

 





by wine (2011-10-03 20:12) 

wine

>欧州で不況下の金利引き上げをやった状態が現状の日本です

これは流通通過量を絞るのと同じ効果のためこう書きました。
(^^)

by wine (2011-10-03 21:47) 

renbajinharuhi

こんばんは、wineさん。

資源価格鎮静によるインフレ懸念が払しょくできれば、やはり待たれる政策は過剰流動性でしょう。
日本は資産効果(株や土地の値上がり)には政府は興味がないのでしょうが、アメリカは資産効果による景気底上げが待望されています。(株価や地価が上がればみんながハッピー)

全員(加盟国すべて)の賛同がなければ資金援助できないならばスピードが遅いうえ、やがてどこかの国がもう援助するのは嫌だといい出しかねない可能性はあります。
強いリーダーシップ(やや強引気味といえるほどの)がなければ事態の急展開は確かになさそうです。
by renbajinharuhi (2011-10-03 22:06) 

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