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今週の展望 [株]

タイ総選挙でタクシン派が政権を奪回し、インラック氏が初の女性首相になります。

東大グループが太平洋海底3500~6000メートルにレアアース鉱床を発見しました。
陸上埋蔵量の800倍と見積もられています。
カギは採掘コストですが、日本の技術力の見せ所です。


     2011年7月1日 2011年6月24日 2011年6月17日 2010年12月30日     
          
日経平均  9868円07銭  9678円71銭  9351円40銭   10228円92銭
TOPIX     853.36   833.20      805.34       898.80
東証2部   2341.33  2305.22     2266.37      2207.79  
ジャスダック 1259.12  1246.43     1235.27      1255.04  
マザーズ    453.40   447.11      451.41       433.63                                                                            

先週の日本株は堅調に推移し、日経平均は1週間で190円近い値上がりになりました。
6月17日に節目の9400円を割り込んで終了してから2週間で500円以上の値上がりを見せ、
一時は9900円台を記録しました。
すべての株価指数が堅調でした。

ギリシャ不安が解消し、ある程度の調整を経て、投資家のセンチメントが
改善したことが大きな要因なのでしょう。
ただ、溜りに溜まっていた売り方の買い戻しが主役との声もあります。


           日経平均今年の高値       日経平均今年の安値

終値       10857円53銭(2月21日)   8605円15銭(3月15日)      
ザラバ      10891円60銭(2月17日)   8227円63銭(3月15日)


7月1日時点での各移動平均線
 25日移動平均線(上昇中) 9559円22銭
200日移動平均線(上昇中) 9866円88銭

今週の日本株は堅調に推移しそうです。
短期投資家の指標の25日移動平均線に加え、長期投資家の指標の200日移動平均線を
株価が上抜いてきました。
しかも200日平均線が上昇中にです。
もちろん抜いたといっても誤差範囲との指摘もありますし、今週は日本にはSQがあり、
米市場では雇用統計のイベントもありますので、10000円の大台を前にして
模様眺めが続くとの観測もあります。

ただ、シカゴ日経平均先物が9985円(ドル建ては10000円)で終わったこと、
震災以降の火曜日は下げたことのないアノマリーなどを考えれば
ここは強気で臨みたいところではないでしょうか。

3か月サイクルで高値を付けていることから見ても2月、5月の次の高値は8月であり、
ここからの上昇は大いに考えられます。

福島原発の行方、今は取りざたされていませんが、政治(の空白)リスクも日本には存在します。


投資方針としては新規買い(打診買い含め)を入れたいところです。
もちろん利食い売りは大いに結構ですし、やれやれの売りも十分考えられます。

利食い売り、買戻しなどが中心になりそうですが、ここに新規買いが入れば
思わぬ上昇の可能性に期待が持てます。


もちろん投資は自己責任でお願いします。

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