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2011年7月1日前場 [株]

日銀が本日発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の業況判断DIがマイナス9となったが、前回比で悪化するのは2四半期ぶりで、マイナス9は2010年3月以来の
低い水準です。
大企業非製造業の業況判断DIの悪化は2四半期ぶりでマイナス5は2010年6月以来の
水準です。

総務省が本日午前8時30分に発表した5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比0.6%上昇(予想0.5%上昇)の99.9となり、2カ月連続でプラスとなりました。
6月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比0.1%上昇の98.8で、3カ月連続でプラスとなりました。

総務省が1日に発表した5月の家計調査によると、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の実質消費支出は前年比1.9%減(予想1.7%減)となりました。減少は8カ月連続です。

厚生労働省が本日発表した2011年5月有効求人倍率(季節調整値)は0.61倍となり、
予想(0.60倍)を上回り、前月と同じでした。

総務省が本日発表した労働力調査によると、5月の完全失業率(季節調整値)は4.5%となり、前月(4.7%)に比べ低下しました。


本日前場の日経平均は46円76銭高の9862円85銭で終了しています。
堅調に始まった後は9900円を付けましたが、そのあとは上値の重い展開でした。
上海はもみ合い、香港は香港特別行政区成立記念日で休場です。


2011年7月1日前場の日経平均   2011年7月1日11:00までの日経平均先物

始値  9878円69銭( 9:00)       9880円( 9:00)
高値  9900円57銭( 9:06)       9900円( 9:00)
安値  9857円79銭(10:10)       9860円( 9:45)
前引  9862円85銭(11:00)    J-GATE開始で終日取引です。※

※2011年2月14日よりJ-GATEが開始され、先物は休み時間なしの9:00~15:15
  取引になりました。(15:10~はプレ・クロージングで板寄せ後15:15終了)
  従いまして前場の先物に関する記述は11:00までのものとなります。


データ
寄り付き前の外資系証券9社注文状況                  
          
2011年        
          売り       買い
 6月 1日 2130万株   2080万株    50万株の売り越し
 6月 2日 1380万株   1420万株    40万株の買い越し
 6月 3日  960万株   1220万株   260万株の買い越し
 6月 6日 1120万株   1290万株   170万株の買い越し
 6月 7日 1160万株   2030万株   870万株の買い越し
 6月 8日 2030万株   2960万株   930万株の買い越し
 6月 9日 1930万株   2010万株    80万株の買い越し
 6月10日 2320万株   3640万株  1320万株の買い越し
 6月13日 1040万株   1440万株   400万株の買い越し
 6月14日 1070万株   1680万株   610万株の買い越し
 6月15日 2490万株   2640万株   150万株の買い越し
 6月16日 1570万株   2020万株   450万株の買い越し
 6月17日 1400万株   1550万株   150万株の買い越し
 6月20日  860万株   1420万株   560万株の買い越し
 6月21日 1930万株   1690万株   240万株の売り越し
 6月22日 1290万株   2570万株  1280万株の買い越し
 6月23日 1270万株   1640万株   370万株の買い越し
 6月24日 1180万株   1410万株   230万株の買い越し
 6月27日 1350万株   1130万株   220万株の売り越し
 6月28日 1140万株   1040万株   100万株の売り越し
 6月29日 1030万株   1920万株   890万株の買い越し
 6月30日 1600万株   2340万株   740万株の買い越し

 7月 1日 1040万株   2740万株  1700万株の買い越し

これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。


        日経平均今年の高値       日経平均今年の安値

終値    10857円53銭(2月21日)   8605円15銭(3月15日)      
ザラバ   10891円60銭(2月17日)   8227円63銭(3月15日)


      日経平均昨年来の高値             日経平均昨年来の安値

終 値 2010年4月5日  11339円30銭   2011年3月15日  8605円15銭

ザラバ 2010年4月5日  11408円17銭   2011年3月15日  8227円63銭


※昨年来とは2010年大発会から本日までのことです


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wine

こんばんわ!
renbajinharuhiさん!

 ようやくまとまりました。

 昨夜(現地6月30日)の欧州市場は
1、ギリシャ議会は5カ年緊縮財政プランの実施に関する決議で予想通りこれを可決しています。
2、一方、ドイツの銀行はギリシャ国債のロールオーバーを支持する方向で意見がまとまりつつあるといわれています。
3、トリシェECB総裁は今日もインフレ・タカ派的なコメントをしています。これらの事からユーロはしっかりしています。
結果の欧州相場です
英国FTSE100指数+1.53%
フランスCAC40指数+1.48%
ドイツDAX指数+1.13%
スペインIBEX35指数+2.13%
イタリアMIB指数+1.62%。


米国市場は、 新規失業保険申請件数はほぼ予想通りの42.8万件でしたね。(^^)
シカゴ購買部協会景気指数は予想を大幅に上回ったおかげで、ギリシャ問題が当面の山場を無事越したという認識から投資家のリスク姿勢は引き続き高まりを見せているとも思えます。

ダウ工業株価平均指数12414.34+1.25%
NY証券取引所出来高8.59億株-0.28%
ナスダック総合指数2773.52+1.21%
ナスダック出来高18.56億株 +3.44%



ティム・ガイトナー財務長官が8月の債務枠拡大の議会投票が終わった時点で財務長官を辞任するかもしれないとブルームバーグが報じています。


前日の指標

ドイツ5月小売売上高指数 予想+0.5% 実績-2.8%

欧州6月消費者物価指数速報値 予想+2.8% 実績+2.7%

米国新規失業保険申請件数 予想42万件 実績42.8万件

米国失業保険継続受給者数 予想369万人 実績370.2万人

米国シカゴ購買部協会景気指数 予想54.0 実績61.1


今夜の経済指標




10:55PM 米国6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値 予想72.0

11:00PM 米国6月ISM製造業景況指数 予想51.8

11:00PM 米国5月建設支出 予想+0.1%




英国FTSE100指数+1.53%は5月以来のダウントレンドを抜けてます。


フランスCAC40指数+1.48%も4月末以降のダウントレンドを抜けました。


ドイツDAX指数+1.13%は7300の上値抵抗線を上にブレイクアウトしています


スペインIBEX35指数+2.13%は4月末以降のダウントレンドを脱却しています。

イタリアMIB指数+1.62%は4月末以降のダウンチャンネルをブレイクアウトしています。


世界的な流れ

1、世界の株式市場は5月以降の調整局面から抜け出しているとも判断できます。

2、景気の減速は既に株価に織り込まれてるようです。

3、米国市場の関心は7月第2週から本格化する決算発表に移っています。

4、欧州はギリシャ問題が当面の山場を無事通過しています。
6、5カ年緊縮財政プランは議会の投票で可決されています。
7、次は9月頃までにギリシャ支援第2枠をどうするかという議論がなされる必要があります。 油断は禁物です。


テクニカル的には米国市場は上昇局面に入ったとも思えます。
ディストリビューション ゼロ
ブルベア指数 強気39.8 弱気26.9%
ショート・インタレスト比率13.47
プット/コール・ボリューム1.03

いい感じです。
楽しめそうです。(^^)

 スイスの資金も一部帰ってくるので、これをチャンスにインカム拡大を考えます。(レバが悪けりゃ構成は効率が悪いです。)


renbajinharuhiさんはどう思いますか?(??)

 


by wine (2011-07-01 20:35) 

renbajinharuhi

こんばんは、wineさん。
各種指標をありがとうございます。

景気、金利、企業業績は株価の大きな決定要因です。
景気は緩やかな回復、金利は低金利で金余りに大きな変化がないので、企業業績がポイントになりそうです。
理想は金融相場から業績相場への移行でしょうが、緩やかな上昇になりそうです。

もちろんブレーキをかけたい投資主体(売り方)も存在しますので、いろいろな手段やニュースを使ってくるでしょう。

ただ、相場のリズムが3か月サイクルになっています。
2月、5月が天井になっていることから次の天井は8月でしょうか。
2月高値→1か月程度の調整→5月高値→1か月程度の調整のサイクルから見れば次の高値は8月で、そのあとは1か月程度の調整(9月末くらい?)となりますが、偶然にもギリシャ支援第2幕と時期が重なっています。(偶然ではなく、必然?)

インカム拡大は私にとって永遠のテーマです。
もちろん東電のように失敗することもありますが、配当金生活は理想の姿の一つです。
by renbajinharuhi (2011-07-01 22:23) 

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