2011年6月23日前場 [株]
本日前場の日経平均は35円43銭安の9594円00銭で終了しています。
下げて始まった後は徐々に値を戻してプラスに転じる場面もありましたが、小幅安で終了しました。
上海、香港はともに軟調に推移しています。
追記
HSBCが本日発表した6月の中国購買担当者景気指数速報値(PMI、季節調整済み)は
50.1と、5月の確報値51.6から低下し、2010年7月以来の低水準となりました。
指数は50を上回ると景況の改善を、50を下回ると景況の悪化を示します。
2011年6月23日前場の日経平均 2011年6月23日11:00までの日経平均先物
始値 9557円72銭( 9:00) 9550円( 9:00)
高値 9652円41銭(10:06) 9650円(10:06)
安値 9553円30銭( 9:03) 9540円( 9:02)
前引 9594円00銭(11:00) J-GATE開始で終日取引です。※
※2011年2月14日よりJ-GATEが開始され、先物は休み時間なしの9:00~15:15
取引になりました。(15:10~はプレ・クロージングで板寄せ後15:15終了)
従いまして前場の先物に関する記述は11:00までのものとなります。
データ
寄り付き前の外資系証券9社注文状況
2011年
売り 買い
5月 2日 1220万株 1880万株 660万株の買い越し
5月 6日 2660万株 4150万株 1490万株の買い越し
5月 9日 1450万株 1800万株 350万株の買い越し
5月10日 1230万株 1480万株 250万株の買い越し
5月11日 1580万株 2010万株 430万株の買い越し
5月12日 1900万株 1390万株 510万株の売り越し
5月13日 1310万株 1430万株 120万株の買い越し
5月16日 1510万株 1170万株 340万株の売り越し
5月17日 1180万株 1210万株 30万株の買い越し
5月18日 1710万株 1790万株 80万株の買い越し
5月19日 1320万株 1390万株 70万株の買い越し
5月20日 1570万株 1100万株 470万株の売り越し
5月23日 1120万株 1650万株 530万株の買い越し
5月24日 1660万株 1750万株 90万株の買い越し
5月25日 1310万株 1330万株 20万株の買い越し
5月26日 1290万株 1450万株 160万株の買い越し
5月27日 1310万株 1320万株 10万株の買い越し
5月30日 920万株 750万株 170万株の売り越し
5月31日 1010万株 1110万株 100万株の買い越し
6月 1日 2130万株 2080万株 50万株の売り越し
6月 2日 1380万株 1420万株 40万株の買い越し
6月 3日 960万株 1220万株 260万株の買い越し
6月 6日 1120万株 1290万株 170万株の買い越し
6月 7日 1160万株 2030万株 870万株の買い越し
6月 8日 2030万株 2960万株 930万株の買い越し
6月 9日 1930万株 2010万株 80万株の買い越し
6月10日 2320万株 3640万株 1320万株の買い越し
6月13日 1040万株 1440万株 400万株の買い越し
6月14日 1070万株 1680万株 610万株の買い越し
6月15日 2490万株 2640万株 150万株の買い越し
6月16日 1570万株 2020万株 450万株の買い越し
6月17日 1400万株 1550万株 150万株の買い越し
6月20日 860万株 1420万株 560万株の買い越し
6月21日 1930万株 1690万株 240万株の売り越し
6月22日 1290万株 2570万株 1280万株の買い越し
6月23日 1270万株 1640万株 370万株の買い越し
6月12日~6月18日の対内証券投資(株式) 1905億円の売り越し
これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。
日経平均今年の高値 日経平均今年の安値
終値 10857円53銭(2月21日) 8605円15銭(3月15日)
ザラバ 10891円60銭(2月17日) 8227円63銭(3月15日)
日経平均昨年来の高値 日経平均昨年来の安値
終 値 2010年4月5日 11339円30銭 2011年3月15日 8605円15銭
ザラバ 2010年4月5日 11408円17銭 2011年3月15日 8227円63銭
※昨年来とは2010年大発会から本日までのことです
下げて始まった後は徐々に値を戻してプラスに転じる場面もありましたが、小幅安で終了しました。
上海、香港はともに軟調に推移しています。
追記
HSBCが本日発表した6月の中国購買担当者景気指数速報値(PMI、季節調整済み)は
50.1と、5月の確報値51.6から低下し、2010年7月以来の低水準となりました。
指数は50を上回ると景況の改善を、50を下回ると景況の悪化を示します。
2011年6月23日前場の日経平均 2011年6月23日11:00までの日経平均先物
始値 9557円72銭( 9:00) 9550円( 9:00)
高値 9652円41銭(10:06) 9650円(10:06)
安値 9553円30銭( 9:03) 9540円( 9:02)
前引 9594円00銭(11:00) J-GATE開始で終日取引です。※
※2011年2月14日よりJ-GATEが開始され、先物は休み時間なしの9:00~15:15
取引になりました。(15:10~はプレ・クロージングで板寄せ後15:15終了)
従いまして前場の先物に関する記述は11:00までのものとなります。
データ
寄り付き前の外資系証券9社注文状況
2011年
売り 買い
5月 2日 1220万株 1880万株 660万株の買い越し
5月 6日 2660万株 4150万株 1490万株の買い越し
5月 9日 1450万株 1800万株 350万株の買い越し
5月10日 1230万株 1480万株 250万株の買い越し
5月11日 1580万株 2010万株 430万株の買い越し
5月12日 1900万株 1390万株 510万株の売り越し
5月13日 1310万株 1430万株 120万株の買い越し
5月16日 1510万株 1170万株 340万株の売り越し
5月17日 1180万株 1210万株 30万株の買い越し
5月18日 1710万株 1790万株 80万株の買い越し
5月19日 1320万株 1390万株 70万株の買い越し
5月20日 1570万株 1100万株 470万株の売り越し
5月23日 1120万株 1650万株 530万株の買い越し
5月24日 1660万株 1750万株 90万株の買い越し
5月25日 1310万株 1330万株 20万株の買い越し
5月26日 1290万株 1450万株 160万株の買い越し
5月27日 1310万株 1320万株 10万株の買い越し
5月30日 920万株 750万株 170万株の売り越し
5月31日 1010万株 1110万株 100万株の買い越し
6月 1日 2130万株 2080万株 50万株の売り越し
6月 2日 1380万株 1420万株 40万株の買い越し
6月 3日 960万株 1220万株 260万株の買い越し
6月 6日 1120万株 1290万株 170万株の買い越し
6月 7日 1160万株 2030万株 870万株の買い越し
6月 8日 2030万株 2960万株 930万株の買い越し
6月 9日 1930万株 2010万株 80万株の買い越し
6月10日 2320万株 3640万株 1320万株の買い越し
6月13日 1040万株 1440万株 400万株の買い越し
6月14日 1070万株 1680万株 610万株の買い越し
6月15日 2490万株 2640万株 150万株の買い越し
6月16日 1570万株 2020万株 450万株の買い越し
6月17日 1400万株 1550万株 150万株の買い越し
6月20日 860万株 1420万株 560万株の買い越し
6月21日 1930万株 1690万株 240万株の売り越し
6月22日 1290万株 2570万株 1280万株の買い越し
6月23日 1270万株 1640万株 370万株の買い越し
6月12日~6月18日の対内証券投資(株式) 1905億円の売り越し
これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。
日経平均今年の高値 日経平均今年の安値
終値 10857円53銭(2月21日) 8605円15銭(3月15日)
ザラバ 10891円60銭(2月17日) 8227円63銭(3月15日)
日経平均昨年来の高値 日経平均昨年来の安値
終 値 2010年4月5日 11339円30銭 2011年3月15日 8605円15銭
ザラバ 2010年4月5日 11408円17銭 2011年3月15日 8227円63銭
※昨年来とは2010年大発会から本日までのことです
こんばんわ!
renbajinharuhiさん!
昨夜(現地6月22日)の欧州は英中銀MPC議事録では一部メンバーが量的緩和政策の拡大を主張したことが明らかにされました。
(スキャルチャンス!!!)(^^)
これを受けてポンドが売られました。
欧州4月鉱工業受注は予想を下回っています。
ギリシャ情勢に関しては昨日の信任投票の可決を受けて緊縮財政案の承認投票へと投資家の関心が移っていると言われています。
英国FTSE100指数-0.04%
フランスCAC40指数-0.15%
ドイツDAX指数-0.10%
スペインIBEX35指数-0.06%
イタリアMIB指数-0.44%。
これを受けた米国市場 は、FOMCは現行の政策金利を据え置いた、というニュースで、リリースの中では「景気は予想よりも少し遅いペースで回復している」との認識が示されたほか、「一時的な要因による」部分が指摘されていました。
また「インフレは鎮静化する」との見方が示されました。
バーナンキFRB議長の記者会見では米国経済はデフレの危機を回避することには成功したが雇用の回復を演出することはとても難しいという事が浮き彫りになったと言われています。
既にインフレはFRBのターゲットに近いところまで来ているためQE3を繰り出すことは出来ない。QE3に一縷の望みを託していた投資家はこれに失望し、引けにかけて株を売ったと言われています。
ダウ工業株価平均指数12109.67-0.66%
NY証券取引所出来高 8.11億株+1.97%
ナスダック総合指数2669.19-0.67%
ナスダック出来高15.70億株-12.56%
先日の重要指標
欧州4月鉱工業受注 予想+1.0% 実績+0.7%
欧州6月消費者信頼感指数 予想-10.4 実績-10.0
米国4月住宅価格指数 予想-0.3% 実績+0.8%
今夜の経済指標
9:30PM 米国新規失業保険申請件数 予想41.5万件
9:30PM 米国失業保険継続受給者数 予想367万人
11:00PM 米国5月新築住宅販売件数 予想31万件
香港ハンセン指数+0.04%は4月第1週以来下降トレンドの中です。22400が過去に何度か節目になったところであり、6月にそれをブレイクダウンしています。今はその水準を取り戻しにゆこうとする展開です。
中国関係はSELL攻めです(^^)
インドSENSEX指数-0.06%は2011年11月以降、大きな下降チャンネルの中で値を切り下げています。
目先の下値メドは2月の安値17295.
「刮目せよ!!然して待て!!」 という感じですか(^^)
S&P500指数-0.65%は200日移動平均線(1258)を守った後、4日連続して高かったが今日は調整しています。
世界的な流れの確認
1、FRBは今年の米国のGDP成長率予想を2.7%~2.9%(旧予想は 3.1%~3.3%)に、来年のGDP成長率予想を3.1%~3.3%(旧予想 3.5%~4.2%)にそれぞれ引き下げています。
2、QE2(追加的量的緩和政策)は予定通り6月で終了しています。
3、今年のコア・インフレに関しては1.5%~1.8%という予想を持っています。
これは去年の夏に心配されたデフレ懸念が無くなったことを意味しています。(^^)
4、現在のインフレ率がFRBのターゲットである2%に極めて近いことからQE3を発動することは出来ない状況とマーケットにアピールしている等に思えます。
5、FRBは当面の間、市場から買い集めた債券を保有したまま何もせず景気の自然な回復を待つ以外になす術がない状態に追い込まれていると思われています。
甘い!!!(^0^)
国内しか見ていないと考えます。
6、雇用の回復には少なくとも2年程度を要すると予想されています。
7、ギリシャでは内閣改造が議会からの信認を獲得した。次は今月末までに財政緊縮予算案を可決することが必要となります。
テクニカル的には米国市場は調整局面にあります。
S&P500は200日移動平均線をテストした後、5日連続高いです。
ここ数日のニューヨーク市場の動きは期待を持たせるように見えますが、新しいブル局面とはならず、騙しに終わるケースが多いと考えます。
想定通りの動きです。(^^)
しかし、値幅が読めていません(><)
ディストリビューション ゼロ
ブルベア指数強気37.0%弱気26.0%
ショート・インタレスト比率13.48
プット/コール・ボリューム0.83
いい感じですが、いまは「静かなること林のごとく」やっていきます。
あとは欧州のスーパーマリオの出番です (^^)
by wine (2011-06-23 19:56)
こんばんは、wineさん。
詳細な見通しをありがとうございます。
新しい動きのきっかけはヨーロッパからになりそうですね。
最近はギリシャの動向に一喜一憂し、上げ下げを繰り返しています。
市場が最も期待していたQE3が不発ならば、調整の日柄が意外に長引くかもしれません。
一番確信が持てる中国のSELL攻めが第一選択でしょうか?
(スーパーマリオが動くまでは)
by renbajinharuhi (2011-06-23 20:35)
私は欧州はわざと値幅を振っているのだと思います。
銀行のバランスシートを補強の必要性があるからです。
(かなり複雑に絡んでいる。)
そのためには、一度はがくんと落とす必要があると考えます。
(中国から金が取れる・落ちた金は欧州のすべて純益となるので大きいです。)
それを理由にドイツ等大きい貸し手に資本注入をして、
ヘアカットをするかもしれないと考えられることもあるからです。
(結果、貸し借り関係がスッキリします。)
中国に関しては、例えば今の5倍の流動性資金を流し込んだと考えてみてください。
それが現状の中国状況です。
(あの程度の金利では吸収しきれません。それが強烈なインフレ圧力を生み、暴動が頻発しています。)タイミングは心理的要素もあるので図る必要がありますが、楽しめます。
(^^)
by wine (2011-06-23 21:05)
ただでさえ貧富の格差が大きい所に強烈なインフレでは国民はたまったものではありません。(将来の日本の姿!?)
ただ、国家権力の無謀さは日本の比ではありませんので、強権で抑え込みます。
中国に対しては悲観論はあまり聞こえてきません。
(だからこそチャンス)
やはり、正確な情報、的確な分析をもとにした先読みこそが、利益への道なのでしょう。
by renbajinharuhi (2011-06-23 21:29)
>中国に関しては、例えば今の5倍の流動性資金を流し込んだと考えてみてください。
それが現状の中国状況です。
米国で今まで注入した流動性資金の5倍をやったと考えるとわかり易いという意味です。(そりゃ土地も上がりっぱなしになるわ!しかし、1~2年以内に危ないと思います。)
今大急ぎで金利を上げる理由です。
なので、見るときは各国の対中貿易発表で逆に考えています。
>ただ、国家権力の無謀さは日本の比ではありませんので、強権で抑え込みます
本当に銃で打ちますから(><)
死傷者が出ます。
もちろん報道は暴動の被害者としているそうです。
私服で鎮圧を行い。
村同士の争いという報道です。
CNN、BBC(たま~~に)でも、たまに見れますので見てください!
renbajinharuhiさんはご存知と思います。
by wine (2011-06-23 22:20)
故に、エネルギー、食料の確保は押さえ込むため政府も本気です。
by wine (2011-06-23 22:31)
だからこそ、モンゴルの炭鉱株を狙ったわけです。
(中国の暖房、火,電気は基本メインは炭)
by wine (2011-06-23 22:37)
数多くのご指摘ありがとうございます。
中国は資産バブル+物価高騰でもたざる者はより虐げられ、もつものはより豊かになり(ある意味資本主義の冷酷な現実の姿)一層格差が広がっています。
ただ、バブルである以上いつかははじけます。
それがいつかは分かりませんが、その時のダメージは巨大なものになります。
中国経済の規模を考えれば、世界中に永久を及ぼすことは十分に考えられます。(日本人も中国投資をしている人多し)
ユーロ圏の不安、米国経済の回復の鈍さ、中東・北アフリカなどは報道が多くありますが、バブル崩壊による中国発の金融危機の可能性に触れる人はいません。(私の知る限り)
by renbajinharuhi (2011-06-24 07:25)
こんにちわ!
renbajinharuhiさん!
「昔の日本のバブル状況から考えると1~2年くらい?」
と思います。
とんでもないワインバブルからそのくらいでした。
今がワインを見るとそういう状況です。
(^^)
by wine (2011-06-24 13:34)
こんにちは、wineさん。
ワインや絵画、宝飾品など金余りで儲けた人が購入する物のように少し違った面からの多角的検証は有効でしょう。
金利や不動産価格、あるいは株価チャートだけでは見えないものが見えてくることもありそうです。
ありがとうございました。
by renbajinharuhi (2011-06-24 15:48)
>中国経済の規模を考えれば、世界中に永久を及ぼすことは十分に考えられます。(日本人も中国投資をしている人多し)
中国に投資をされている方は損するのは仕方ないですが、日本のGDPの観点からすると、どのくらい日本へは影響があるかについては、
どのくらいを占めているかを見ればわかります。
(参考資料はJETRO、IMF2009の物?)
対中国香港輸出は2.79%輸入は2.44%
よって日本のGDPに関わってくるのはこの差額の0。35%だけです。
全体で見ると大した影響はありません。
もちろん心理的オーバーシュートはわかりません。
むしろチャンスです。(^^)
過大評価のしすぎです。(マスコミがおかしい??)
直接関係する会社は影響がありますが、日本としてみると全体としては軽微です。
(^^)
もちろん、オーストラリア、ブラジル等は中国に資源の輸出をしているので
影響はあると思います。
(^0^)/
by wine (2011-06-24 21:20)
心理的オーバーシュートのほかにトレンドフォロー(安い物はより安く売りたたく)の部分もありそうです。
また、より安く買いたい投資主体の口先介入(レーティングの引き下げなど)もあるかもしれません。
日本株でも中国で儲けられる企業は注目されています。(コマツなどの重機は最たる例です)
その反動もあるでしょう。
大幅に下げたほうがチャンスなのは言うまでもありません。
今すぐ大幅に下げてほしいくらいです。
中国に関しては現在完全にノーポジなので(笑)
by renbajinharuhi (2011-06-24 22:59)