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2011年5月31日前場 [株]

厚生労働省が本日発表した2011年4月有効求人倍率(季節調整値)は
0.61倍(予想0.62倍)となり、前月に比べて0.02ポイント低下しました。
低下は17カ月ぶりです。

総務省が本日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は4.7%(予想と一致)で、
前月に比べ0.1ポイント上昇し、6カ月ぶりに悪化しました。
個人的感想ですが、失業率と有効求人倍率が違う省庁から発表されるのを見て、
行政の縦割りと非効率さの象徴に見えます。

経済産業省が本日発表した4月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は
前月比1.0%上昇(予想2.8%上昇)の83.5となり、2カ月ぶりの上昇となりました。


本日前場の日経平均は110円57銭高の9615円54銭で終了しています。
わずかに安く始まった後はプラスに転じ、上げ幅を拡大しました。
上海はもみ合い、香港は高く推移しています。


2011年5月31日前場の日経平均   2011年5月31日11:00までの日経平均先物

始値  9500円60銭( 9:00)         9500円( 9:00)
高値  9620円22銭(10:24)         9630円(10:57)
安値  9497円40銭( 9:03)         9490円( 9:00)
前引  9615円54銭(11:00)        J-GATE開始で終日取引です。※

※2011年2月14日よりJ-GATEが開始され、先物は休み時間なしの9:00~15:15
  取引になりました。(15:10~はプレ・クロージングで板寄せ後15:15終了)
  従いまして前場の先物に関する記述は11:00までのものとなります。


データ
寄り付き前の外資系証券9社注文状況                  
          
2011年        
          売り       買い
 4月 1日 2200万株   2900万株   700万株の買い越し
 4月 4日 4080万株   3730万株   350万株の売り越し
 4月 5日 3020万株   2710万株   310万株の売り越し
 4月 6日 3780万株   3280万株   500万株の売り越し
 4月 7日 3330万株   2480万株   850万株の売り越し
 4月 8日 2740万株   1640万株  1100万株の売り越し
 4月11日 1750万株   1600万株   150万株の売り越し
 4月12日 1950万株   1440万株   510万株の売り越し
 4月13日 1430万株   1490万株    60万株の買い越し
 4月14日 2270万株   1770万株   500万株の売り越し
 4月15日 1510万株   1810万株   300万株の買い越し
 4月18日 2870万株   1830万株  1040万株の売り越し
 4月19日 1940万株   1060万株   880万株の売り越し
 4月20日 1150万株   1210万株    60万株の買い越し
 4月21日 1440万株   1620万株   180万株の買い越し
 4月22日  690万株    960万株   270万株の買い越し
 4月25日  470万株    550万株    80万株の買い越し
 4月26日  880万株   1210万株   330万株の買い越し
 4月27日 1390万株   1290万株   100万株の売り越し
 4月28日 1480万株   2690万株  1210万株の買い越し

 5月 2日 1220万株   1880万株   660万株の買い越し
 5月 6日 2660万株   4150万株  1490万株の買い越し
 5月 9日 1450万株   1800万株   350万株の買い越し
 5月10日 1230万株   1480万株   250万株の買い越し
 5月11日 1580万株   2010万株   430万株の買い越し
 5月12日 1900万株   1390万株   510万株の売り越し
 5月13日 1310万株   1430万株   120万株の買い越し
 5月16日 1510万株   1170万株   340万株の売り越し
 5月17日 1180万株   1210万株    30万株の買い越し
 5月18日 1710万株   1790万株    80万株の買い越し
 5月19日 1320万株   1390万株    70万株の買い越し
 5月20日 1570万株   1100万株   470万株の売り越し
 5月23日 1120万株   1650万株   530万株の買い越し
 5月24日 1660万株   1750万株    90万株の買い越し
 5月25日 1310万株   1330万株    20万株の買い越し
 5月26日 1290万株   1450万株   160万株の買い越し
 5月27日 1310万株   1320万株    10万株の買い越し
 5月30日  920万株    750万株   170万株の売り越し
 5月31日 1010万株   1110万株   100万株の買い越し

これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。


        日経平均今年の高値       日経平均今年の安値

終値    10857円53銭(2月21日)   8605円15銭(3月15日)      
ザラバ   10891円60銭(2月17日)   8227円63銭(3月15日)


      日経平均昨年来の高値             日経平均昨年来の安値

終 値 2010年4月5日  11339円30銭   2011年3月15日  8605円15銭

ザラバ 2010年4月5日  11408円17銭   2011年3月15日  8227円63銭


※昨年来とは2010年大発会から本日までのことです


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taka

午前から出かけていて先ほど帰宅。
なにか思ったより上がっています、何処が買ったのか興味津々。
by taka (2011-05-31 22:49) 

wine

こんばんわ!
renbajinharuhiさん!
 ユーロ圏政府関係者の発言だと、昨年決定した総額1100億ユーロ(約12兆7200億円)の支援を実施しても、ギリシャ政府は2012、2013両年で約300億ユーロの資金不足が生じるそうです。
 ただその埋め合わせ策を巡っては、ギリシャのような放漫財政国を援助することに対する欧州北部各国の反発が強まり、交渉が行き詰まっているそうです。

 これまでの話し合いのなかで、ドイツはギリシャに対する新規支援プログラムを策定する際には、ギリシャ債権を保有する民間投資かも何らかの負担を負うべきと主張しています。

 しかし、一方欧州中央銀行(ECB)はいかなる形の債務再編にも反対を表明していています。また、現行支援の一翼を担う国際通貨基金(IMF)はギリシャがこの夏を乗り切る資金提供の条件として2012年の資金計画を明確にするよう求めています。

しかし、この債務も放漫財政の結果というだけではありません。
豊かな資源があるわけでもないのに東西の要衝として軍事費の予算に占める割合が大きいので、この長年による圧迫の結果ともいえます。
 公務員が多いのも、軍人がカウントされてるせいです。
 またその支出を裏打ちする産業の発達がなかったのが拍車をっけるきっかけになっています。



 これとは別ですが、仕事と投資生活とうまくスケジュールがあわないのをどうすべきが悩んでいます。(米国時間で生活したほうが有利!)
 中途半端にずれています。
(><)

(^^)


by wine (2011-06-01 03:57) 

wine

 指数値チェックで気づきJPモルガンの決算で確信をもって予測したことですが、米国の不動産価格の下落が顕在化てきていますね!(^^)
 こちらは想定通りです。
 あとは、
1、スーパーマリオの思惑(これは怖い!!)
2、米国の不動産価格のクローズアップ度合い
3、雇用率の変化
4、インフレ率

です。
(^^)

 
by wine (2011-06-01 06:39) 

renbajinharuhi

おはようございます、takaさん。

月末のお化粧買いかな?とも思っていましたが、想定以上に上げましたね。
日本市場は閑散なので、力のある投資主体が(先物などで)動かそうと思えば意外に値が軽い(大きな売り手もいない=現在の水準では)のかもしれません。


by renbajinharuhi (2011-06-01 06:52) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。

国際投資家の主戦場はアメリカ市場です。
(間違っても日本市場ではない)
そうなるとアメリカ時間の勝負が有利なのはおっしゃる通りだと思います。
インターネット上の情報も大半が英語であるように日本人であることのハンデになっています。
かといって仕事を辞めるわけにもいきませんので、なかなか良い案もないのでしょうが、体を壊さない程度にガッチリ稼ぎましょう。

ところで、アメリカの指標は悪いものが多いですね。
ドル安誘導の意味も兼ねてのQE3が全くないとは言えなくなってきたような気がします。
今週のこれからの指標がますます重要になってきました。
by renbajinharuhi (2011-06-01 06:54) 

wine

欧州との直接の会合もやっているから、送付のバランスと合意の上かもしれません。
 そうなると、IMFのこともわかるし、双方の利益を考えてのスーパーマリオのても読めてきます。楽しいですね!(^^)

 しかし、土、日、月曜日は全く指標、市況チェックができないので助かります。
(_ _)


>今週のこれからの指標がますます重要になってきました。

たしかに!!!
その指標からどういうシナリオが描かれるか?
まさに
 
 「世界は最高の推理劇です!!」 

です。

 株価上昇には不動産価格と比較すると架空資金を生み出す能力
が低いのでITバブルクラスでも起こさないと短期の戻りはきついです。
 あくまでも、もとから足取りはかなり鈍いということを忘れてはいけないとおもいます。
 一回強くあく抜けすれば、安心だと思います。
(むしろそのほうが良好に推移すると思います。ガッンといった下げです。)
 そのあとは極めて緩やか基調の上昇局面に入るともいます。

 それまではマーケットに対し米国投資家のアプローチは少ないと思います。(出来高は近頃薄いです。)


>ところで、アメリカの指標は悪いものが多いですね。
ドル安誘導の意味も兼ねてのQE3が全くないとは言えなくなってきたような気がします。

 それもおそらく選択肢に入れていると思います。
 ただそれには理由が必要です。
 それで欧州と会談を持ってユーロドルが動き出したのだと思っています。
 これは双方にプラスです。

 とうぜん指標は悪くなります。
オルトAの影響もあり、前にも行ったとおり次の4半期が問題です。
(オルトAの期限)

 また当然、戦略的にも対中国政策で有利に働きます。
(大きいマーケット(欧州、米国)がインフレ輸出をすると、一番流通通貨に対し通貨発行量の多い国に強いインパクトを与えます。
(中国ダントツ!)

 経済、戦略上も素晴らしいものだと思います。(芸術的!)
なるほど、欧州では中心軸にスーパーマリオが必要です。
(他では無理!仕掛けがよほど上手くないと無理です。)

 またIMFを掌握しておく必要も出てきます。

 米国経済、欧州経済にプラスで、中国に経済のバランサーシステムを故意に崩した報いを受けさせることになります。

 楽しみが増えますね!(^0^)

 やはり金融では欧州米国は何枚も上手です。
(なるほど!ドイツも反対しないわけです。)

少しづつはっきりしてきますね!!

(^^)

 
 

  

 
 
 
by wine (2011-06-01 07:50) 

renbajinharuhi

世界3大市場2011年5月・月間比較(2011年4月終値→2011年5月終値)

米・ダウ      12810ドル54セント → 12569ドル79セント 

日経平均     9849円74銭 → 9693円73銭  
 
上海総合      2911.51 → 2743.47 

5月は株価は調整が入りました。(中国が一番大きい)
いよいよ運命の6月がスタートします。
鬼が出るか蛇が出るか、まさに先読みと推理ゲームの楽しさ、難しさが佳境に入ります。
by renbajinharuhi (2011-06-01 09:25) 

wine

 ただ、ご存知、私も保有している米国リート価格は上昇中です。
ケースシラーは下降、リート価格は見事に上昇中!!
(調べてみてください!もちろん額面価格上昇で利回りは堅調に低下中。)
 何を意味するかお分かりと思います。
(^^)

 故にロングスパンで見ると米国経済に不安感はありません。
(^0^)
短期中期はアク抜け次第です。

  
by wine (2011-06-01 10:39) 

renbajinharuhi

確かにおっしゃられる通りです。

非効率と言われるREITファンドでも一例を挙げますと

              2011年5月31日  2010年12月末

J-REIT基準価格   6291          6941

US-REIT基準価格  5476          5456

しかも毎月分配金はJ-REIT 毎月70円、US-REIT90円です。
信託報酬を考えればUS-REITの健闘が目立ちます。

昨年後半はJ-REITが堅調でしたが、今年に入って勢いが逆転しています。

今朝のモーニングサテライトで米不動産価格は2番底と述べていましたが、本当に2番底ならば絶好の機会(もっともテレビで言われてからではちょっと遅い)です。
by renbajinharuhi (2011-06-01 11:30) 

wine

これを住宅中心のものを見ると、よりおもしろいですよ!

(^^)
by wine (2011-06-01 12:14) 

renbajinharuhi

ご指摘ありがとうございます。
自分の目で確かめることがいかに大切かが分かります。
by renbajinharuhi (2011-06-01 13:39) 

wine

こんばんわ!
renbajinharuhiさん!
これで、雇用統計が堅調に推移すると、底打ちとなると思います。


 ところで今日日本が上げた理由ですが、前日ドイツがギリシアに対しヘアカットの主張を引っ込めた結果基調がかわりましたからこれではないかと思います。
 当然これを受けた米国もリスク姿勢が高かったです。
当然出来高も珍しく膨らみました。

(^^)
by wine (2011-06-02 00:12) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。

昨晩の米経済統計(ADP雇用報告、ISM製造業景気指数)の数値は予想外に悪く、米株指数は急落しました。

ダウは 12290ドル14セント 279ドル65セント安
ナスダックは 2769.19  -66.11
S&P500は 1314.55  -30.65

微調整が必要かもしれません。
金曜日の雇用統計によってはある程度の調整もあり得ます。
by renbajinharuhi (2011-06-02 07:41) 

wine

こんばんわ!
renbajinharuhiさん!

欧州と米国の同意があったとするならば、今からが買場までの長い道のりが始まると思います。(売り時ではありません。)
(^^)
(数ヶ月?)

さてこの舞台の幕は上がりました!
(^0^)/

by wine (2011-06-02 18:38) 

renbajinharuhi

こんばんは、wineさん。

いよいよスタートですね。
良いものが安くなった時が買い場と言いますので、しっかりと見極めたいところです。

ただ、日本の政治は相変わらずで次のリーダーはだれになるのでしょう?
(誰がなっても同じ=身も蓋もありませんがこれが日本の現状です) ><
by renbajinharuhi (2011-06-02 21:31) 

wine

おはようございます。
renbajinharuhiさん!

 リーマンほどでないにしろ、2番底が演出されると思います。
そうでなければ、良好な戻りは期待薄だと思います。(でもゆっくり)
 そのあと雇用統計に明るい兆しが出たら、戻りの開始です。
(近場ではありません)

また順調な伸びには「輸出という行為は失業者の輸出という性格」もあるので、中国の流動性の維持が不可欠な自由主義経済を故意に曲げた
代償が不可欠です。(デフレ輸出の代償)
つまり、中国からの資金の流出です。

 これは過去に起きた日本のバブル崩壊後のアメリカの戻りをご存知だと思うのでわかりやすいと思います。

 当分は指標は悪くなると思います。
特に健全化には米国の安定的雇用の拡大が不可欠です。

 当然商品は上がりやすくなりますが、上値も証拠金再引き上げが予想されるので限定的だと思われます。

 また中国の減速でオーストラリアは一時的にきつい状態になるのではないかとも思えます。(対中輸出が大きい)

 前年から中国はstrong sellの姿勢は変えていません。(^0^)
欧州、米国の利益を考えると正しいように思えます。


renbajinharuhiさんはいかがが思われますか?(^^)
by wine (2011-06-03 08:08) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。

大方の声は先進国より新興国のほうが投資効率が良いとされています。
世界インデックスのようなものを除けば、投信設定は新興国に関するものが多くなっています。
後は高金利通貨が相変わらずの人気です。

しかし、世界最大の市場であるアメリカが調整すれば当然巻き込まれます。(2008年に実証済み)
もちろん調整の程度もありますが、このまま一本調子の上昇は考えにくいでしょう。
やはりある程度以上の調整を考えておくべきでしょう。
(アノマリーならば6月は下落)

中国に関してはwineさんほどの明確なstrong sellではありませんが、ポジションがゼロ(2008年以降)のことを考えれば、信用していないと言うことになるのでしょう。
(日本株はポジションゼロにはなりません。…タダ株や配当金狙いの分がありますので)
by renbajinharuhi (2011-06-03 08:32) 

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