今週の展望

　　　　　　２０１１年５月２０日　２０１１年５月１３日　２０１１年５月６日　２０１０年１２月３０日　　 　　
　　　　　　　　　　
日経平均　 　９６０７円０８銭　　　９６４８円７７銭　　　９８５９円２０銭　　　１０２２８円９２銭
ＴＯＰＩＸ　　　　　８２７．７７　　　　　　８３９．９４　　　　　　８５６．５０　　　　　　　８９８．８０
東証２部　　　２２３５．９６　　　　　２２６６．０９　　　　　２２９７．０５　　　　　　２２０７．７９　　
ジャスダック　１２３６．８０　　　　　１２４７．３３　　　　　１２５６．８７　　　　　　１２５５．０４　　
マザーズ　　　 ４５６．５７　　　　　　４６３．４６　　　　　　４７３．４４　　　　　　　４３３．６３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

先週の日本株は全ての株価指数が下げるなど軟調に推移した週でした。
５月２日の１００００円の戻り達成、チャート上のアイランドリバーサルにより目先の戻り天井は
確定しました。

福島第一原発の不安が続く中、決算発表も終了し、買い材料がない中、模様眺めが続いています。
かといって大きく売り込むわけでもなく、９５００～１００００円のボックスの中での小動きです。
上値が重いと見るか下値が堅いと見るかによって戦略が変わってくるでしょう。
５月１３日のＳＱ値９７５８円３８銭は幻のＳＱ値となり、上値抵抗として意識されます。


　　　　　　　　　　　日経平均今年の高値　　　　　　　日経平均今年の安値

終値　　　　　　　１０８５７円５３銭（２月２１日）　　　８６０５円１５銭（３月１５日）　　　　　　
ザラバ　　　　　　１０８９１円６０銭（２月１７日）　　　８２２７円６３銭（３月１５日）


５月２０日時点での各移動平均線
　２５日移動平均線（下降中）　９６７６円３２銭
２００日移動平均線（上昇中）　９８２９円７２銭

今週の日本株は先週に引き続き模様眺めが続きそうです。
まずは５月１３日のＳＱ値９７５８円３８銭突破を目指したいところです。

チャート上でも短期の目安の２５日移動平均線、長期の目安の２００日移動平均線を
ともに割り込んだままで、買い方不利の状態は続いています。
指数ではなく個別株に注目した売買がなされそうです。

アメリカ市場には「５月に株を売ってどこかに行け」と言うアノマリーがありますが、
昨年の日本市場にもこれが該当しました。
今年もここまではそうなっています。

好材料の出現が待望されています。
円安や海外株高のインパクトは今年当初より弱くなっています。


投資方針としては、見送り（休み）、戻り売り、損切りなどが中心になりそうです。



もちろん投資は自己責任でお願いします。