２０１０年４月５日の２大市場

米供給管理協会が発表した３月の非製造業総合指数は５５．４（予想５４．０）と、
前月の５３．０から上昇し、２００６年５月以来約４年ぶりの高水準となり、３カ月連続で上昇しました。
５０が景気を見極めるうえでの分岐点となります。
内訳では雇用指数が小幅改善、新規受注は大きく上昇しました。

２月の中古住宅販売保留は８．２％と２００１年１０月（９．２％）以来の高水準となりました。
内訳をみると、西部地区を除き上昇しているが、特に中西部が２１．８％と高い伸びを示したことが
指数を押し上げました。
中古住宅販売保留の約８０％は、２ヶ月以内に中古住宅販売件数になります。
ただ、駆け込み需要との観測もあります。

ラフード米運輸長官は５日、米運輸省高速道路交通安全局がトヨタ自動車に対し、
１６３７万５０００ドル（約１５億４０００万円）の制裁金を科す方針であると発表しました。
不具合を把握しながら、少なくとも４カ月間、危険なアクセルペダルの欠陥を米当局に
通知しなかったことが理由になっています。

ｉ　Ｐａｄの初日販売台数は３０万台を突破（予約分含む）しました。


２０１０年４月５日のアメリカ市場は
ダウは４６ドル４８セント高の１０９７３ドル５５セントで終了し、年初来高値を更新しました。
ナスダックは＋２６．９５の２４２９．５３で終了し、年初来高値を更新しました。
Ｓ＆Ｐ５００は１１８７．４４（＋９．３４）で終了し、年初来高値を更新しました。

シカゴ日経平均先物は１１３７５円で終了しています。

原油価格は８６ドル６２セント（＋１ドル７５セント）で終了しました。

金価格は１１３３ドル８０セント（＋７ドル７０セント）で終了しました。


４月５日の中国本土市場は上海・深センとも清明節で休場でした。
４月２日の上海総合指数は＋１０．５４１の３１５７．９５７と続伸しました。
上海Ｂ　　２６３．７９６　＋　０．３５１
深センＢ　６４２．０５８　＋　５．６８１

４月５日の香港市場はイースターマンデーで休場でした。
４月１日の終値は
香港ハンセン　２１５３７．００　＋２９７．６５　　　　
Ｈ　　　　　株　 １２６９６．０５　＋２９８．４６
レッドチップ　　　４１６３．６７　＋　６１．８９　


４月５日（月）の日本市場の前場は高く始まり、一時は上げ幅が１２０円を超える場面も
ありましたが、伸び悩んで上げ幅を縮小しました。
後場は小動きに終始しました。
ファーストリテイリングは１７７０円安の１４９２０円で終了し、日経平均を７１円程度引き下げました。
第一生命は４１００円安の１５万８４００円で終了し、初値を割り込んで終了しました。


日経平均　　１１３３９円３０銭 ５３円２１銭高　　
ＴＯＰＩＸ　　　　　９９５．６８　　＋　６．２９　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
東証２部　　　２２４３．９３　　＋１６．４９　　　　　　　　　　　　　　　　
ジャスダック　１２８４．１７　　＋　７．５１　　　　　　　　　　　　　　　
マザーズ　　　　４６８．２６　　＋　８．３４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヘラクレス　　　 ６５０．３７　　＋１２．９５