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子育ての最高責任者は・・ [思った事]

本日の日本市場は成人の日で休場です。
とはいっても為替市場や他国の市場は開いていますので、忙しい方もおられると思います。

本日は鏡開きで、これを持って日本のお正月気分も完全に終了となります。
年始のご祝儀相場も終わりで、2010年相場の本格的スタートになります。

先週末(1月8日)の終値

日経平均  10798円32銭 116円66銭高    
TOPIX     941.29  + 9.44                    
東証2部   2091.33  + 9.46                
ジャスダック 1182.93  + 4.81               
マザーズ    405.96  + 3.33                       
ヘラクレス    555.43  - 0.23

お遊びデータ
2005年以降の3連休前と明けの株価  合計44回→45回
(値上がり・勝 値下がり・負 として)

3連休前 18勝26敗(勝率40.9%)→19勝26敗(勝率42.2%)・2010年1月8日結果含む
3連休後 32勝12敗(勝率72.7%)→   

5連休明け 5勝1敗  値下がりしたのは2008年大発会のみ
               昨年のゴールデンウイーク明けは 408円33銭高(5月 7日)
               昨年のシルバーウイーク明けは  173円68銭高(9月24日)

今年(2010年)の大発会は4連休後でしたが、108円35銭と上昇しました。

3連休後の上昇確率は高いものになっていますが、データ通りになるのでしょうか。


本日は日本市場休場のうえ、年初なので、少々固めの話題を考えてみました。
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【子育ての最高責任者は】


これは基本的には株に関するブログなので、株式会社について述べてみますと最高責任者は代表取締役社長、もしくはCEO(最高経営責任者)です。

したがって代表取締役社長(CEOも含め以下社長)の発言は会社の公式見解であり、その一言は他の取締役や社員の一言とは重みがまるで違います。
したがってたとえは良くないですが、いわゆる総会屋が社長との面談を希望しても社長が面談に応じることはありません。
もし面談に応じてうっかり発言すれば、言質を取られてしまいます。

また不祥事発生において、社長が関与していることを認めれば、それは会社と言う組織ぐるみの犯行を承認したことになります。
したがって多くの場合、社長は知らなかったという会見が行われることになります。
知らないということは経営者として無能と言われても仕方がありませんが、犯罪に関与していたというよりましなので、多くは上記(しらなかった)と言う方向づけがされます。


前置きが長くなりましたが、子育ての最高責任者はになります。
学級崩壊などが起きると教師や学校や教育委員会、さらには文部省などの責任問題、さらには社会の責任などが取りざたされますが、これらは他社への責任転嫁、もしくは責任の曖昧化を図っているにすぎません。
確かに上記の人や組織に全く責任がないとまでは言い切れないかもしれませんが、小学校に上がるまでの約7年間、特に人格形成に重要とされる3歳までの期間に子供に最も身近な存在で、最も影響力を与えるのはだれかと考えれば、結論は明確だと思います。

その子育て、特に躾をはじめとする人格形成の期間をおざなりにすれば、それを矯正するのには膨大な費用と期間がかかるのが通常です。
学校の主な役割は学問(知識)を中心とした教育であり、また、一対一ではないため個人個人に最適のマニュアルとは限りません。
すなわち知識を教える責任は学校にありますが、知識を得るための準備・人の話をきちんと聞く、一定時間は自分の欲望を抑える(我慢)などは学校に上がる前にしておかねばなりません。

もちろん小学校に上がる前に幼稚園や保育園などもありますが、保育園は体や健康面の成長が主で、精神面までのケアは不十分でしょう。
また幼稚園では躾の面も行っていますが、園児と保母の関係は一対一ではなく、多対一なので、完全な心のケアを望むのは難しくなります。

それに対して、親子の間は一対一、最近の少子化を考えれば両親対子供一人の二対一の濃密な関係になります。
時間的にも密度においても最も大切な人間力形成の期間、それに伴う責任の重要性に気づかず、またはその為すべきことを放棄して、他者への責任転嫁など言語道断と言わねばなりません。

自分の子を育てるのに免許や資格は要りませんが、他人の子の場合は資格が必要になることが通常です。
したがって親になるということは子供の人格、強いては将来に責任を持つと言うほどの重要な覚悟がいると言うことの裏返しであり、子供が問題を起こせばそれは親の責任と言われても仕方がない事なのです。
実際少し前まで(今でも多くの場合)子供が問題を起こせば、当人の謝罪のほかに親も一緒に謝罪したものです。
それが子供が一人前になるまで監督、保護する、保護者としての親の責任だからです。

謙虚を美徳とした昔の日本人は子供の功績は世間(と本人)のおかげ、子供の悪行は親の責任という暗黙の了解がありました。
現在ではなじまないかもしれませんが、子育てに関して言えば親が最大の責任者であることは未来永劫変わりようはないのです。

親とは損な役回りと言う人もいるでしょうが、あなたを育てた親もその役回りを引き受けてきたのです。
あなたがその役回りを全うすれば、あなたの子供がその役回りをその子供(あなたの孫)に対して行うことになるのです。
これが連綿として受け継がれてきた人類の歴史の一部なのです。
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renbajinharuhi

こんにちは、寅次郎さん。
nice!をありがとうございます。
by renbajinharuhi (2010-01-11 12:51) 

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