株価体感温度 [株]
本日前場の日経平均は50円32銭安の9447円36銭で終了しています。
小高く寄りつきましたが、そこが何と天井(前場時点)で、マイナスに転じました。
政策に対する失望、円高、大量公募(による希薄化)に対する懸念はもちろんありますが、
明らかに下げたい(そうすることにより利益が出る)投資主体の存在を感じます。
クレ○○○イス?
2009年11月24日前場の日経平均 2009年11月24日前場の日経平均先物
始値 9511円00銭( 9:01) 9510円( 9:00)
高値 9511円00銭( 9:01) 9520円( 9:00)
安値 9441円61銭(10:01) 9440円(10:00)
前引 9447円36銭(11:00) 9450円(11:00)
データ
寄り付き前の外資系証券10社注文状況
売り 買い
10月26日 1460万株 1330万株 130万株の売り越し
10月27日 1160万株 1420万株 260万株の買い越し
10月28日 2110万株 1820万株 290万株の売り越し
10月29日 2740万株 2140万株 600万株の売り越し
10月30日 1590万株 2730万株 1140万株の買い越し
11月 2日 1620万株 1920万株 300万株の買い越し
11月 4日 2650万株 2040万株 610万株の売り越し
11月 5日 2150万株 1860万株 290万株の売り越し
11月 6日 2020万株 1590万株 430万株の売り越し
11月 9日 2520万株 1980万株 540万株の売り越し
11月10日 1590万株 1960万株 370万株の買い越し
11月11日 2300万株 2660万株 360万株の買い越し
11月12日 1590万株 1990万株 400万株の買い越し
11月13日 1430万株 1690万株 260万株の買い越し
11月16日 2150万株 1720万株 430万株の売り越し
11月17日 2450万株 3180万株 730万株の買い越し
11月18日 3040万株 2920万株 120万株の売り越し
11月19日 3050万株 2150万株 900万株の売り越し
11月20日 2220万株 1790万株 430万株の売り越し
11月24日 1900万株 1910万株 10万株の買い越し
これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。
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【株価体感温度】
今年は各株価指数が8月に高値(ヘラクレスは6月)を付けて以来、調整色が強くなっています。
個別株の値動きは株価指数より大きくなる場合もありますが、どのくらいの位置にあるかを考えてみたいと思います。
まずは直近の終値を見てみましょう。
2009年11月20日の日本市場は 今年の高値 今年の安値
日経平均 9497円68銭 51円79銭安 10639円71銭(8/26) 7054円98銭(3/10)
TOPIX 838.71 + 1.00 975.59 (8/26) 700.93 (3/12)
東証2部 1984.12 + 4.54 2236.02 (8/28) 1754.00 (3/12)
ジャスダック 1125.25 + 6.33 1256.41 (9/1) 994.55 (3/12)
マザーズ 384.46 +17.37 470.24 (8/13) 279.77 (3/10)
ヘラクレス 520.01 +11.59 656.50 (6/15) 422.80 (3/9)
どうでしょう。
厳密な計算をすれば高値からはっきり何%下落したと分かりますが、概ね高値と安値の中間値
くらいではないでしょうか。
当然ながら3~11月の移動平均線を見れば平均買いコストもわかります。
9カ月移動平均線、まあ概ね200日移動平均線と言っていいでしょう。
ここまでは理論的(と言うほどでもないが)な位置になりますが、過去のイメージは弱く、
現在に近いほどイメージは強くなります。
3~8月は日経平均で、月間プラスでした。
9.10月は日経平均月間はマイナスでした。
3月・541円11銭高 4月・718円73銭高 5月・694円24銭高
6月・435円94銭高 7月・398円39銭高 8月・135円70銭高
そして9月は359円30銭安になりました。
(騰落は10営業日上昇、9営業日下落でした)
10月は98円49銭安になりました。
(騰落は11営業日上昇、10営業日下落でした)
そして11月も軟調に推移していることを考えれば、3カ月連続で芳しい成績は上がりにくく
なっています。
ごく大雑把にいえば(例外の人おめでとうございます)8月以降の株式投資は利益が出ていない確率が高くなっています。
株価の数字としての下落より、投資家が感じる株価下落は、はるかに厳しいものになっています。
投資家がメンタルに左右されるという決定的な要因を考えれば、日本株への投資意欲が落ちる要因の一つとしての説明になります。
ましてや中国株、アメリカ株、ブラジル株、インド株などの値上がりを見ていればその思いは一層強くなるはずです。
最後に各株価指数がどのくらいの日付まで調整しているかを見てみましょう。
単位は週レベルで日付は週末日(原則金曜)となっています。(週初~週末)
近似値になるので2週にまたがっている場合もあります。
日経平均 7月13日の週 9050円33銭~9395円32銭
9497.68 7月21日の週 9652円02銭~9944円55銭
TOPIX 4月27日の週 833.10~846.85 TOPIXはゴールデンウイーク前
838.71 まで下げているのですね。
東証2部 5月18日の週 1943.77~1972.08
1984.12 5月25日の週 1985.73~2017.34
ジャスダック 6月1日の週 1128.99~1112.34
1125.25
マザーズ 5月25日の週 369.25~394.05
384.46
ヘラクレス 5月18日の週 519.95~533.13
520.01
日経平均は7月の水準ですが、あとの指数は4~6月の水準まで下げていることになります。
ちょっと変わった見方をすれば3~8月まで6カ月上昇していますので、
日経平均は8月と7月の2カ月分の上昇帳消し、
残りの数値は3ヶ月~5カ月分の上昇帳消しと言えるのではないでしょうか。
投資家の株価に対する体感温度(気持ちまたは実際の損益)が落ちているのは当然と言えるのではないでしょうか。
小高く寄りつきましたが、そこが何と天井(前場時点)で、マイナスに転じました。
政策に対する失望、円高、大量公募(による希薄化)に対する懸念はもちろんありますが、
明らかに下げたい(そうすることにより利益が出る)投資主体の存在を感じます。
クレ○○○イス?
2009年11月24日前場の日経平均 2009年11月24日前場の日経平均先物
始値 9511円00銭( 9:01) 9510円( 9:00)
高値 9511円00銭( 9:01) 9520円( 9:00)
安値 9441円61銭(10:01) 9440円(10:00)
前引 9447円36銭(11:00) 9450円(11:00)
データ
寄り付き前の外資系証券10社注文状況
売り 買い
10月26日 1460万株 1330万株 130万株の売り越し
10月27日 1160万株 1420万株 260万株の買い越し
10月28日 2110万株 1820万株 290万株の売り越し
10月29日 2740万株 2140万株 600万株の売り越し
10月30日 1590万株 2730万株 1140万株の買い越し
11月 2日 1620万株 1920万株 300万株の買い越し
11月 4日 2650万株 2040万株 610万株の売り越し
11月 5日 2150万株 1860万株 290万株の売り越し
11月 6日 2020万株 1590万株 430万株の売り越し
11月 9日 2520万株 1980万株 540万株の売り越し
11月10日 1590万株 1960万株 370万株の買い越し
11月11日 2300万株 2660万株 360万株の買い越し
11月12日 1590万株 1990万株 400万株の買い越し
11月13日 1430万株 1690万株 260万株の買い越し
11月16日 2150万株 1720万株 430万株の売り越し
11月17日 2450万株 3180万株 730万株の買い越し
11月18日 3040万株 2920万株 120万株の売り越し
11月19日 3050万株 2150万株 900万株の売り越し
11月20日 2220万株 1790万株 430万株の売り越し
11月24日 1900万株 1910万株 10万株の買い越し
これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。
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【株価体感温度】
今年は各株価指数が8月に高値(ヘラクレスは6月)を付けて以来、調整色が強くなっています。
個別株の値動きは株価指数より大きくなる場合もありますが、どのくらいの位置にあるかを考えてみたいと思います。
まずは直近の終値を見てみましょう。
2009年11月20日の日本市場は 今年の高値 今年の安値
日経平均 9497円68銭 51円79銭安 10639円71銭(8/26) 7054円98銭(3/10)
TOPIX 838.71 + 1.00 975.59 (8/26) 700.93 (3/12)
東証2部 1984.12 + 4.54 2236.02 (8/28) 1754.00 (3/12)
ジャスダック 1125.25 + 6.33 1256.41 (9/1) 994.55 (3/12)
マザーズ 384.46 +17.37 470.24 (8/13) 279.77 (3/10)
ヘラクレス 520.01 +11.59 656.50 (6/15) 422.80 (3/9)
どうでしょう。
厳密な計算をすれば高値からはっきり何%下落したと分かりますが、概ね高値と安値の中間値
くらいではないでしょうか。
当然ながら3~11月の移動平均線を見れば平均買いコストもわかります。
9カ月移動平均線、まあ概ね200日移動平均線と言っていいでしょう。
ここまでは理論的(と言うほどでもないが)な位置になりますが、過去のイメージは弱く、
現在に近いほどイメージは強くなります。
3~8月は日経平均で、月間プラスでした。
9.10月は日経平均月間はマイナスでした。
3月・541円11銭高 4月・718円73銭高 5月・694円24銭高
6月・435円94銭高 7月・398円39銭高 8月・135円70銭高
そして9月は359円30銭安になりました。
(騰落は10営業日上昇、9営業日下落でした)
10月は98円49銭安になりました。
(騰落は11営業日上昇、10営業日下落でした)
そして11月も軟調に推移していることを考えれば、3カ月連続で芳しい成績は上がりにくく
なっています。
ごく大雑把にいえば(例外の人おめでとうございます)8月以降の株式投資は利益が出ていない確率が高くなっています。
株価の数字としての下落より、投資家が感じる株価下落は、はるかに厳しいものになっています。
投資家がメンタルに左右されるという決定的な要因を考えれば、日本株への投資意欲が落ちる要因の一つとしての説明になります。
ましてや中国株、アメリカ株、ブラジル株、インド株などの値上がりを見ていればその思いは一層強くなるはずです。
最後に各株価指数がどのくらいの日付まで調整しているかを見てみましょう。
単位は週レベルで日付は週末日(原則金曜)となっています。(週初~週末)
近似値になるので2週にまたがっている場合もあります。
日経平均 7月13日の週 9050円33銭~9395円32銭
9497.68 7月21日の週 9652円02銭~9944円55銭
TOPIX 4月27日の週 833.10~846.85 TOPIXはゴールデンウイーク前
838.71 まで下げているのですね。
東証2部 5月18日の週 1943.77~1972.08
1984.12 5月25日の週 1985.73~2017.34
ジャスダック 6月1日の週 1128.99~1112.34
1125.25
マザーズ 5月25日の週 369.25~394.05
384.46
ヘラクレス 5月18日の週 519.95~533.13
520.01
日経平均は7月の水準ですが、あとの指数は4~6月の水準まで下げていることになります。
ちょっと変わった見方をすれば3~8月まで6カ月上昇していますので、
日経平均は8月と7月の2カ月分の上昇帳消し、
残りの数値は3ヶ月~5カ月分の上昇帳消しと言えるのではないでしょうか。
投資家の株価に対する体感温度(気持ちまたは実際の損益)が落ちているのは当然と言えるのではないでしょうか。
こんばんわ!
renbajinharuhiさん!
(^^)
デフレを修正するのは簡単です。
自国通貨をばらまくか、自国通貨安にすればいいだけです。
それくらいはわかっていると思います。
よって、これは故意にやっているとも考えられます。
自国経済を犠牲に何を考えているか、日本は理解できませんね。
しかも、FXに対する来年からの規制。
(明らかに低金利維持のための通貨高政策です。)
国債を、買わせるためかもしれません。
要は、国民、企業(また世界的にみて高い企業の税金を引き下げないノも一因。)から、為替操作的に間接的に資金を国が吸い上げているわけです。危険ですね!(増税しないための苦肉の策か?)
金はオーバーシュートしすぎです。
よってグッドニュースが出たら、1次的にアップして急落するかもしれません。
もっとも適切なヘッジを模索中です。
なかなか難問です。
(^^)
by wine (2009-11-24 23:43)
ところで、ワインオークションの話がテレビでも出てましたね!
マニアの世界に不景気はありません!!
(本当の買い時は10年に2回程度ですが。あとはかわいいものです。)
(^^)
by wine (2009-11-24 23:47)
おはようございます、wineさん。
金の上昇はすさまじいの一言です。
このようなニュースも出ていました。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(オンライン版)は24日、欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスがリテール(小口)顧客に対し、保有する金をニューヨーク5番街にある同行の金庫から撤去するよう要請したと報じた。金需要の急増に対応し、機関投資家など大口顧客向けに保管場所を空けるのが目的という。
wineさんのおっしゃるように急落するかもしれません。
超低金利の継続で国債に資金を向けさせ(特に国内金融機関)なければ、外国人は日本国債など買いませんので、国債が消化できなくなります。
こうして国債を消化させ、発行額を積み上げ、財政破綻危機をあおり、大増税(消費税)やむなしという空気を国民の間に作りたいのでしょう。
(財務省の謀略)
現時点では成功(読売新聞調査・消費税上げ容認61%) しているようです。
by renbajinharuhi (2009-11-25 07:18)
そうですね!
そのため、株式など投資対象を低位安定させ(そのためのレバ規制、株規制なら理解しやすいと思います。)国債に資金を誘導する策かもしれません。
いわば、経済の成長率、国民生活をから取り上げて、国が借金しているわけですね!
末期ですね!!(ほんとに平安朝公家政治後期)
(TT)
また、国債をそれだけ買わされたら、企業に資金は回りません。
汚いやり方です。
兵を用いる方途は「詐を持って立ち、利を持って動き」です。
今後も策を模索したいと思います。
(人が作る以上抜け穴はあります。「兵は奇道」です。)
renbajinharuhiさん!大変な時代ですね!国は国民の財布を狙っています。(それでも足りないはずですが)
(><)
今日も米国資金1部決済して移動指示しました。(もはや仕事!!)(^^)
1週間後に資金移動、それから1ヶ月後リターンが2割上がるはずですがどうでしよう????
1ヶ月後が楽しみです。(間違ってたりして!)(><)
めざせ!GS(ほんと!参考になります!!)
(^^)
by wine (2009-11-25 07:47)