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2009年11月4日前場 [株]

オーストラリア統計局が発表した9月の住宅着工許可件数は、季節調整済みで
前月比2.7%増加(市場予想は同2.5%の増加)しました。
前年同月比では11.7%増でした。

オーストラリア統計局が本日発表した9月の小売売上高は、
季節調整済みで前月比0.2%減少し(エコノミスト予想の中央値は前月比0.4%増)
197億2000万豪ドルとなりました。
減少は予想外だったことで、豪ドルが全般的に軟化しました。


本日前場の日経平均は6円67銭安の9796円28銭で終了しています。
金価格史上最高値更新以外にめぼしい外部材料もなく、小幅なゾーンでもみあいました。
正直に言わせてもらえば、予想通りとはいえつまらない相場です。
ハラハラもしない代わりにワクワクもしません。
まあ中長期投資ですからそれでいいのかもしれませんが。
こんな記事も http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK034322020091104

今晩からあす未明にかけてはFOMC政策金利やISM非製造業総合景況指数発表がありますので後場も模様眺めになるのでしょうか。

2009年11月4日前場の日経平均    2009年11月4日前場の日経平均先物

始値  9785円28銭( 9:01)          9780円( 9:00)
高値  9808円89銭( 9:30)          9810円( 9:24)
安値  9767円91銭( 9:12)          9760円( 9:04)
前引  9796円28銭(11:00)          9800円(11:00)

データ
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 
          売り     買い
 
10月 1日 3250万株   1710万株  1540万株の売り越し
10月 2日 3170万株   2580万株   590万株の売り越し
10月 5日 2020万株   2940万株   920万株の買い越し
10月 6日 2430万株   2280万株   150万株の売り越し
10月 7日 2850万株   3450万株   600万株の買い越し
10月 8日 2310万株   3790万株  1480万株の買い越し
10月 9日 1890万株   3230万株  1340万株の買い越し
10月13日 2630万株   2200万株   430万株の売り越し
10月14日 2320万株   2130万株   190万株の売り越し
10月15日 1970万株   3120万株  1150万株の買い越し
10月16日 1640万株   1880万株   240万株の買い越し
10月19日 1750万株   1760万株    10万株の買い越し
10月20日 1900万株   3570万株  1670万株の買い越し
10月21日 2040万株   2680万株   640万株の買い越し
10月22日 2340万株   2360万株    20万株の買い越し
10月23日 1550万株   2060万株   510万株の買い越し
10月26日 1460万株   1330万株   130万株の売り越し
10月27日 1160万株   1420万株   260万株の買い越し
10月28日 2110万株   1820万株   290万株の売り越し
10月29日 2740万株   2140万株   600万株の売り越し
10月30日 1590万株   2730万株  1140万株の買い越し
11月 2日 1620万株   1920万株   300万株の買い越し
11月 4日 2650万株   2040万株   610万株の売り越し

これ以前のデータは左サイドバーのマイカテゴリー
寄り付き前の外資系証券10社注文状況 でご覧ください。
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以下の記事は2009年11月3日の記事の再掲になります。
一度(以上)ご覧になられた方は読み飛ばしてもらっても結構ですが、
できるならばご家族、友人、知人の方にもご紹介いただき、
このようなことが簡単に許されるべきかどうかの国民的合意形成の一助になれば幸いだと
思っております。 
                                 renbajinharuhi



【赤信号無視の人身事故で罰金だけ?】

2009年10月24日(土)○○都○○区での交通事故の話です。
トラック運転手Aは見通しの良い直線を走行していました。(東から西へ走行)
彼は地理不案内のようですが、カーナビはありません。

数100メートル先には大きな交差点があり、その地点の信号機は常時赤色で進行方向可は青色矢印で指示されます。(通行は東⇔西になります)
1.直進と左折が青色矢印(直進と左折進行可・右折不可)
2・黄色点灯(1秒程度)・青色矢印消滅
3.右折矢印点灯(右折のみ可)
4.黄色
5.矢印消滅・赤信号(全方位進行不可)
この後交差点の反対側(北⇔南)が通行可(青信号)となり、自動車や歩行者が通行を始めます。
この方面(北⇔南)の信号が赤になった時点で上記の1.になります。

さて運転手Aは右折を考えていました。
幸いにも前に車はいません。
信号は見ていません。…とんでもない行為です。
しかし、右折ではなく直進と思い直し、交差点直前で進路を変更しました。
1つ目の疑問・交差点手前30メートルの車線変更は禁止では
当然ながら直進方向の信号は赤です。(青色矢印は消えている)
赤信号無視・法律違反

北⇔南の道路歩行者の横断が始まりました。(青信号)
自動車の通行はありませんでした。(あれば自動車同士の事故)
特段回避行動をとらない(信号を見ていないのだから)Aはそのまま横断歩道の上を通りぬけましたが(手前で止まらない)横断歩道を渡り始めた自転車と接触、同じく歩行者の直前を通り抜けて驚かすことにより、転倒させました。(被害者2名)
こうして起こるべくして事故は発生しました。

この事故に気付いた周囲の人は救護活動を始め交差点傍にある交番からも警察官が出てきました。
間もなく救急車が来て、被害者は搬送されましたが、その間運転手Aは逃亡はしないものの(目撃者が多数いる)ただ立っていただけでした。
2つ目の疑問・逃げなければ救護活動をしたと言えるのか

状況(信号の変わる時間)から考えれば運転手Aは数100メートル以上の間信号を見ていないことになります。
右折可の青矢印も確認していません。もし確認しているならば直進ができない(赤になっている)ことも確認できるからです。
実に無謀極まりない運転で、上記の1つ目2つ目の疑問も法律違反と言えないでしょうか。
ハンドルを握るものとしては絶対に許されざる行為ではないでしょうか。
もちろん運転手Aは警察に連れて行かれ事情聴取を受けましたが、拘留をされたわけでもなく、これだけの大それたことをしていて罰金だけ(もちろん点数の処分はあるでしょうが)ならば日本の法律は加害者に甘いといわれても仕方がないところです。

過失割合は運転手側が100%悪く(赤信号無視)、
自転車・歩行者側の責任ゼロ(青信号の横断歩道通行)なのにもかかわらずです。



【誠意のない謝罪】

さらに数時間後、この加害者(運転手A)が被害者宅に電話で謝罪したときに
「××(氏名)と申します」「このたびは誠に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉は述べたものの
自分の住所、勤務先、連絡先などを全く述べませんでした。
まったく不誠実な対応としか言いようがありません。

さらにこの運転手Aの会社の社長から連絡があったとき(事故の2日後)も会社名と氏名は名乗った
ものの住所や連絡先(電話番号)は教えませんでした。
この社長は土曜日(事故当日)に電話したが、つながらなかったと言っていましたが、
ならばなぜ次の日曜日の連絡を取ろうとしなかったのでしょう。
普通に考えれば休日の日曜日に自宅に居る確率が高いと考えるのではないでしょうか。
そして日曜日は何もせず、月曜日に連絡をしたのです。
日曜だから謝罪もお休みというのでしょうか。
社員が社員ならば社長も社長です。

被害者側の家族が請求して住所や連絡先がわかったのが、事故の4日後というありさまです。
それが判明する以前に損害保険会社からの電話(保険会社と話し合ってくださいとの申し出もなしに)や菓子折を宅急便で送りつける無礼な行為も行っています。
会社としての謝罪ならば、まずは被害者の元に最優先で駆けつけ、社長自ら顔を出して頭を下げ謝罪するのが筋ではないでしょうか。

読者の皆様は上記の加害者と所属企業・社長の対応をどのように思われるでしょうか。
私には常識外れで誠意が全く感じられませんでした。


ご覧くださりありがとうございました。



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wine

>こんな記事

 海外では、日本は最もデフォルドの危険性の高い国と情報が流れています。出来高縮小も、仕方ないと思います。
 海外から入りにくいと思います。
 (ツィッターでも同様の話が見えます。)
 そのため、前にも書きましたが9月からこのかた、日本のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の価格は35から63ベーシス・ポイントへと急騰しています。(><)

(^^)

by wine (2009-11-04 14:31) 

renbajinharuhi

こんばんは、wineさん。
今日は某大手証券会社の支店長と話をする機会がありました。
彼らも顧客ニーズ(特に若い人の)をつかみかねている様子がありありと分かりました。
対面取引は20~30年後に消滅してしまうのではないかとの危惧は共通でした。
今の60代以上は対面取引の顧客として存続するが、パソコンや携帯での取引しかしたことのない世代が富裕層の年代になったときに対面取引として生き残れる道があるのだろうかとの危惧です。
さしずめ定期預金の金利が5%あった時代を体験していない世代が登場しているように証券業界にも大変革の時代が到来するであろうことが予見できるからです。

この支店長との話の中で、現在の営業戦略の中心は投信(海外投資)と外債であり、以前のように(日本)個別株中心の営業戦略ではなくなった点からも日本株の勢いはそがれているようです。

現在の人気は通貨選択型であり、中でも高金利国への投資が人気だそうです。(もちろん営業トーク込みと考えるほうがいいでしょう)
一方では低コストのインデックス型の投資信託やETFを運用の中心に据えている投資家群の存在もあります。(国際分散投資)

by renbajinharuhi (2009-11-04 20:11) 

wine

こんばんわ!
renbajnharuhiさん。
傾向としては、シンプル化、単純化、ローリスクローリターン,選択肢増加へというわけですね!(^^)
 私とは反対方向のような??
 しかし、いい傾向ではありませんね!
経済の知識は増えません。
自分で考えることをあきらめている感じが見えます。
考えることをあきらめた人には相応の罰があると思います。
 これは、私よりパフォーマンスを出している人を見ればわかります。
よい結果を出している人はオリジナルを核にいろいろ足していった人が多いと思います。
 すべて、自分で考え創造し工夫し行動し検証するという行為が大事なんですけどね!(これがすべて)
 だからこそ、急な変動にも、いざとなったらすぐに対応できます。
ETFは、(投信もですね!)選択肢の増加という意味ではいいと思います。
 
 
>彼らも顧客ニーズ(特に若い人の)をつかみかねている様子がありありと分かりました

 これは職務怠慢だと思います。若い人の環境を想定し思考をりーティング
しようとしていない結果だと思います。人は環境、時代で変わっていきます。
 よく見ようとしないから、見えないわけです。
それだけです。
 
 私はインドに投資する時はその温度でその食事環境で、教育レベルで、収入ならどういう風に現状を考えるかを念頭に置きます。
 投資の際もある時は、グリンスパン、あるときは師匠(数学レベルがついていけませんが)になっています。
 
 創造はすべてを打開する力です。
(私の場合も出来ないということは能力が足りないだけと考えています。)
「人間は考える葦である。」です。
 
それを少しづつ失くしていっているのではないかと思います。
(記憶力は私も失くしていっている気がします!笑)(^^) 

by wine (2009-11-04 21:00) 

renbajinharuhi

こんばんは、wineさん。
個人投資家は自分で考え、自分で決断し、自分で行動しなければなりません。(当然ですが)
会社組織の場合、全社方針として考え、決断はトップ(社長)の役割になります。
20~30年後を考えて証券業界の行く末を考えているトップが少ないということになるのでしょうか。(そうではないことを望みますが)

投資に情熱をかける人とかけない人の違いも二極化があるようです。
ブログでもインデックス投資家と呼ばれたり、自称している人が増えてきました。
彼らのバイブルはバートンマルキールの「ウォール街のランダムウォーカー」で利益極大化は夢物語であり、プロのファンドマネージャーの多くが平均株価に勝てない現実があり、インデックス投資がベターであるとの考えに基づくものです。
(ご存じとは思いますがねんのため)
by renbajinharuhi (2009-11-04 21:49) 

wine

>20~30年後を考えて証券業界の行く末を考えているトップが少ないということになるのでしょうか。(そうではないことを望みますが)

そうだと思います。楽に流れ思考が固まり 客を見ていないというだけだと思います。

>プロのファンドマネージャーの多くが平均株価に勝てない現実があり、インデックス投資がベターであるとの考えに基づくものです。

 それは、一般化し常に最大多数のプロを指していると思います。
 「常に長期の勝利者は少数である。」という資本主義に流れる競争原理
を逆手に取った偽弁にすぎないと思います。
 これは分布曲線を描けばわかるのですが、極端に全体を引き上げている
絶対少数(社会の大富豪と同じ。ぜんたいの1%で65%の富)をただ人数の側から考えて少数なので、常にいるのに無理に例外と考えて無視し、その利益を抜いて考えるので、その少数を加えた線より下になると言っているだけです。
 数学のマジックですね!(^^)
 株価だって、デクニカルの語る正規分布だけでは、この値段になりません。およそ半分です。(だから金融工学だけによるファンドものは失敗しました。)
 ベキ分布で半分は作られた値段です。(俗にいう例外です。) 
 
 もちろん、誰の理論にしたがおうが自由です。
「わからないから、考えないで楽が出来て、今目立っているし、自分たちの気持ち(考えではないです。)を正当化する多少わかる人に従うようにしよう。間違えばこの人が悪いだけ。少しでも増えればいいや。」と深層心理では思っているのだと考えます。
 
 しかし、バフェット、ソロスを見ればわかるとおり絶対的勝利者がいるのも事実です。(彼らのファンドの上昇は誰でもご存じだと思います。)
 
 確か、15年間常に上昇しているファンドもあったと思います。
(条件は運用者は何に投資しようが、どう運用しようが自由というものだったと思います。)
 幸運のおかげともいえますが、私にしても9年目平均株価より圧倒しています。(何でもありです。年間ノルマだけ。)
 
 競争原理の働くところでは、時間がたつにつれて、勝利者は常に絶対的少数です。

「説明下手ですみません。」特に数学は苦手です。
 師を見られたときは、「なぜ、何見ても数式化出来るの????」という感じの人なので。
<(_ _)>

(^^)
by wine (2009-11-04 23:36) 

wine

>バートンマルキール

 わざと猜疑の目で読んでください。彼の言っていることは
「目を閉じてこれと決めた場合、インデックスがファンドマネーの物より上になる方が多い。」というだけです。
 もし株価が本物のランダムウォーカーなら、すべての行為は無駄な行為であり法則性はないということになり、さいころを振って買っても、程々なはずです。
 実際は時間がたつにつれて平均価格に負けます。
 やってみてください。
指標をみるときも、この手のものは多いです。
(^^)


by wine (2009-11-05 00:12) 

renbajinharuhi

おはようございます、wineさん。
人は多くの場合(スポーツ、芸術など)誰かにあこがれ、トップを目指します。
しかし、自分が絶対かなわない存在に出会ったときに多くの人はあきらめます。その時成長をあきらめます。(そして成長も止まります)
その時あきらめないで精進を続けた人の中から次代のトップが出てくるのだと思います。
あきらめるかあきらめないかの差が情熱であり、その根本が好きということなのでしょう。 辛い<好き

by renbajinharuhi (2009-11-05 06:50) 

wine

拙い説明ですが、お分かりいただけたでしょうか?
長い文章による投稿すみませんでした。
<(_ _)>
by wine (2009-11-05 08:42) 

renbajinharuhi

ありがとうございました、wineさん。
by renbajinharuhi (2009-11-05 09:24) 

サンフランシスコ人

「社会の大富豪と同じ。ぜんたいの1%で65%の富...」

大富豪の出身大学....

http://www.cnbc.com/2018/11/02/want-to-be-a-billionaire-heres-where-the-nations-wealthiest-went-to-school.html
by サンフランシスコ人 (2018-11-03 01:43) 

renbajinharuhi

富は偏在するはますます強くなっていきますね。
情報をありがとうございます。
by renbajinharuhi (2018-11-03 06:49) 

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