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激闘ソフトボール 日本対オーストラリア [オリンピック特別編]

女子ソフトボール 上野1日2試合完投 合計21イニングス 球数310球以上(318球)

見出しにすればこれだけになってしまいますが、まさに脅威の内容、大いなる感動ドラマです。
野球をご存知の方は上記がどれだけすごい事はお分かりだと思います。
少年野球ならば選手の安全管理のため禁止になっています。
高校野球以上ならばダブルヘッダー(1日2試合)を両方先発して完投した事に匹敵しますが、現実にはありえません。

投球回数、投球数もすごい事ですが、何よりも驚く事は1試合が終わり、通常ならばほっとするところなのに緊張感を保ち次の試合も投げぬいた事です。
ソフトボールは7回で試合が終わるので、それ以降の回は延長戦になります。
昼の1試合目のアメリカ戦は延長9回まで投げて敗戦投手になりました。
心身ともに消耗しつくしたはずです。
それにもかかわらず夜のオーストラリア戦ではそれ以上の延長12回を一人で投げぬきました。
最終回2アウトからの同点劇、サヨナラランナー本塁憤死、延長11回の勝ち越しと同点、そして延長12回のサヨナラ劇とまさにスポーツの怖さと楽しさ、興奮と盛りだくさんの好ゲームでした。

競技は違うものの松坂大輔(現レッドソックス)が高校生時代にPL学園と延長17回の死闘を演じた試合とオーバーラップして見えました。
この試合松坂は一人で投げぬきました。相手は二人の投手の継投でした。
あまりにも凄まじい試合のため、それ以降の大会の延長戦規定が(短く)変えられたくらいです。

上野が12回を一人で投げぬいたのに対し、相手のオーストラリアチームは二人の継投だった点も同じでした。
ソフトボールはこの北京大会を持って競技からはずされるそうですが、この日本対オーストラリアのすばらしい試合内容、上野投手の投球を見て、ソフトボールをオリンピックの公式競技として存続して欲しいと思ったのは私だけではないはずです。
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